スリランカの最大都市コロンボ郊外の作業場で働く大工職人(2019年6月7日撮影)。(c)ISHARA S. KODIKARA / AFP

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【AFP=時事】スリランカ大統領府は、森林保護のため今週からチェーンソーの輸入を禁止し、今後5年以内に国内の製材所を閉鎖する方針を発表した。

 大統領府によると、環境相を兼任するマイトリパラ・シリセナ(Maithripala Sirisena)大統領が6日、環境問題に関する会議の席で、違法伐採の取り締まりと森林面積の増加について強い決意を表明。「来週からチェーンソー本体と替え刃の輸入を禁じるよう、関係当局に指示した」と述べたという。

 シリセナ大統領はチェーンソーの使用そのものを全廃するかどうかは明言しなかったが、大工職人や伐採業者は5年以内に製材所を閉鎖し、転職しなければならないとしている。

 大統領は具体的な数値を示さないまま、森林破壊が近年急速に進んでいると主張。新方針について、国土に占める森林面積を10年以内に現在の28%から32%まで引き上げるのが目的だと説明した。

 シリセナ大統領は既に4か月前、国内のチェーンソー利用者全員に警察への届け出を義務付けており、ここ3週間の届け出数は8万2000件に上っている。

【翻訳編集】AFPBB News