約23分間の出場だったものの、持ち前のスキルをいかんなく発揮した久保。エルサルバドル・メディアもそのプレーに賛辞を送った。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンチャレンジカップ2019]日本2-0エルサルバドル/6月9日/ひとめぼれスタジアム宮城

 この6月シリーズ最後の親善試合をきっちりと完勝で締めくくった。

 5日に行なわれたトリニダード・トバゴ戦に続いて3バックで臨んだ日本代表は、序盤からエルサルバドル代表を圧倒すると、19分に冨安健洋からのスルーパスに抜け出した永井謙佑がA代表初ゴールをゲットして均衡を破る。さらに前半終了間際の41分にも、左サイドを突破した原口元気のスライディングで折り返したところを永井が左足で合わせ、リードを2点に拡げた。

 後半も危なげなく試合を推し進めた日本。67分には18歳の久保建英がA代表デビューを飾って大いにスタンドを沸かせ、ダメ押し点こそ奪えなかったものの、最後まで攻守両面でエルサルバドルを圧倒し続けた。

 
 そんな日本のパフォーマンスをエルサルバドル・メディアが称えている。

 約1週間後、エクアドル代表は北中米・カリブ海の王者を決めるゴールドカップに参戦するが、母国メディア『elsalvador.com』は、「インテンシティーが上がり切らないまま、最後のテストを終えてしまった。最初から最後まで優位性を保たれ続けた」と体調な出来を嘆き、一方で森保ジャパンに対しては「彼らの攻撃には目まいを覚えた」と称賛した。

「日本はトリニダード・トバゴ戦から多くのメンバーを変更していたにも関わらず、我々の左サイドを突くという狙いを徹底。そして早々に守備を破壊した。わずか10分間でふたつのビッグチャンスを創られ、19分にケンスケ・ナガイの個人技にやられてしまったのだ。日本のチームのスピードは段違いだった」

 また、同メディアは67分からピッチに立って、堂々たるプレーを披露した久保については次のように褒め称えている。

「代表デビューを飾った日本サッカーのニュースターであるタケフサ・クボは、面白いプレーを随所で魅せてくれた。74分にはジョナタン・ヒメネスとロベルト・ドミンゲスのマークをいとも簡単に外して、ヘンリー・エルナンデスの守るゴールに迫っていた」

 コパ・アメリカに向けて、景気づけの快勝を収めた森保ジャパン。はたして、ブラジルの地ではどんな成果を上げられるのか。日本のグループリーグ初戦は現地時間6月17日、チリを相手に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部