A代表デビューにもいっさい動じず、鮮烈なプレーでスタンドを沸かせた久保。末恐ろしい大器だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 宮城スタジアムで行なわれたキリンチャレンジカップ、日本代表対エルサルバドル代表の一戦は、ホームチームの2−0快勝に終わった。
 
 トリニダード・トバゴ戦と同じく3−4−2−1システムで臨んだ森保ジャパンは、19分に永井謙佑が鋭い切り返しから先制点を挙げると、41分にも原口元気の折り返しをふたたび永井が決めてリードを広げた。
 
 エルサルバドルは日本守備陣にとってほぼ脅威となり得ず、後半に入ってからも日本が主導権を譲らない。67分には久保建英が史上2番目の若さで待望のA代表デビューを飾り、溌溂としたプレーで大いにスタンドを沸かせた。結局その後は追加点を奪えなかった日本だが、ポジティブなムードのまま2−0で勝利を収めている。

 
 そんな親善試合を速報で伝えたのが、エルサルバドルの全国紙『La Prensa Grafica』。中米から東北までやってきた特派記者が特筆したのは、やはり日本のワンダーキッドのプレーだった。
 
「後半の半ば、タケフサ・クボがウォーミングアップからベンチに戻ると、スタジアムは大歓声に包まれた。日本のファンの期待の大きさはどれほどかを思い知った。そしてアジアが誇る新たなパール(真珠)は華々しくデビューを飾る。ヒメネスとドミンゲスに挟まれながらも彼らを手玉に取って抜け出し、力強いショットを放った。惜しくもゴールとならなかったが、才能の片鱗を覗かせたのだ」
 
 一方で同紙は母国代表チームに対して、「相手(日本代表)のほうが明らかにクオリティーは上で、エルサルバドルは守備の綻びが顕著だった」と辛辣評価。ただ、「ゴールドカップ(北中米・カリブ海カップ)に向けて意義あるテストになった」とも評している。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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