花咲徳栄vs銚子商

写真拡大

中津原の好投が夏への好材料に!花咲徳栄が銚子商を下す!好投を見せた中津原隼太(花咲徳栄)

【熱戦の模様をギャラリーでチェック!】

 花咲徳栄野球グランドにて花咲徳栄と銚子商の招待試合が行われた。この招待試合は、花咲徳栄の学校行事である「第38回徳栄高祭」のイベント一つとして行われ、約1200名を超える観客が詰めかけた。

 練習試合でも公式戦でもない、独特の雰囲気の中で始まった試合は、序盤から花咲徳栄打線が力を見せる。 まずは初回、花咲徳栄は銚子商の先発・向後勇太の制球が定まらないところにつけ込み、無死満塁のチャンスを作ると、4番・井上 朋也が押し出し四球を選んで1点を先制する。その後も変わった宮内陸から、5番・羽佐田 光希、6番・中井大我の連続犠飛で2点を追加した花咲徳栄は、2回以降も着実に追加点を重ねて試合を優位に進めていく。

 また韮沢 雄也や橋本 吏功など、他にも注目打者を多く擁する今年の花咲徳栄であるが、この試合では先発の中津原隼太が大きな存在感を放った。 左サイドハンドから伸びのあるストレートを投げ込む中津原は、要所要所で変化球を織り交ぜながら銚子商打線を交わしていき、7回を投げて6安打1失点と好投を見せた。

3番の韮澤雄也(花咲徳栄)

 捕手を務めた菅原謙伸は、「今年は打線のチーム」と話して投手力に課題を口にしたが、この日の中津原の投球については一定の手応えを示し、夏に向けて更なる投手力の底上げを誓った。 「今日は変化球を上手く使えたと思います。夏に向けて、攻め方のバリエーションをもっと増やしていけるように、投手陣としっかり取り組んでいきたいと思います」

 試合はその後も、花咲徳栄打線が着実に得点を重ねて、6回までに8点を奪う猛攻を見せる。銚子商は7回裏に1点を返すものの、以降は得点を詰めることが出来ずにそのまま8対1でゲームセット。 多くの関係者が見守る中で、花咲徳栄が勝利を収めた。

 試合後、花咲徳栄の主軸を務める・韮沢 雄也は、詰めかけた多くの学校関係者へ感謝の言葉を口にし、夏に向けても強い意気込みを口にした。 「普段から応援してくださいる方の前で、全力プレーを見せることが出来るように頑張りました。この夏は5連覇が懸かっているので、自分たちの代でそれを達成できるように頑張りたいと思います」

 今春の埼玉県大会準々決勝では、プロ注目右腕の飯島一徹を擁する東農大三に5対7で敗れた花咲徳栄。菅原が語るように、投手力の底上げに成功すれば「5連覇」の目標はグッと近づいてくるはずだ。 開幕までの約1か月で、どこまでチームを仕上げることが出来るか注目だ。

(取材・写真=栗崎 祐太朗)