日本代表DF山中亮輔(浦和)

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 攻撃的サイドバックの日本代表DF山中亮輔(浦和)にとって、3バックの新布陣は望むところだ。キリンチャレンジ杯エルサルバドル戦を翌日に控えた8日、「クロスの質や、ワンツーに入るところ、背後に出るところを求められているので出していけたら」と意気込みを語った。

 所属先の浦和では3-5-2の左ウイングバックを担当。「レッズでの動きが良かったとは思っていないけど、気にかけて呼んでくれた」。自身はそう謙遜するものの、今回はクラブ事情で招集できなかったDF植田直通に代わっての追加選出。3バックのオプション構築に着手するつもりだった指揮官が経験を買ったという見方もできるだろう。

「ウイングバックになることによって、攻撃のところで違いを作らないといけないし、個で剥がすところは求められる」。5日のトリニダード・トバゴ戦ではDF長友佑都、DF酒井宏樹が先発したが、いずれも存在感を発揮できず。ベンチで戦況を見守った山中は「ボールは入っていたけど、そこからの崩しがもっとできればいいと思って見ていた」という。

 もっとも、その長友については「近くに良いお手本がいる」と素直に仰ぎ見つつ「第1戦では佑都くんの動きを見ていたので成長につなげたい」と吸収する構え。「今は試合に出るチャンスを伺っている状況」と出場の確約は得られていないようだが、「試合に出たら良いプレーをして、また呼んでもらえるように頑張りたい」とピッチで持ち味を表現する構えだ。

(取材・文 竹内達也)