日本代表MF久保建英(FC東京)

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 日本代表MF久保建英(FC東京)は7日、初めて過ごす代表合宿期間で2度目の囲み取材を担当した。チームが3バックのオプション布陣を採用したトリニダード・トバゴ戦はベンチ外。しかし、新布陣を模したシステムを体験した18歳は、前向きな印象を持っているようだ。

 5日に行われたトリニダード・トバゴ戦ではベンチ入りメンバー外。注目が集まったA代表デビューはお預けとなった。チームは3-4-2-1の新布陣を採用した中、攻撃の最後のアイデアを欠いてスコアレスドロー。最終局面で違いを出せる久保の不在を惜しむ声も聞かれた。

 しかし、18歳は冷静に振り返る。「入る時は入るし、入らない時は入らない。『俺がいれば点取れる』とか言うつもりはないし、入ってもおかしくないシュートは何本かあった。自分は相手に関係なく、チャンスがあれば自分のプレーを見せるだけ」。スタンド観戦となった難しい試合をしっかり受け止め、自身の刺激としているようだ。

 その一方で、新布陣への適応には自信ものぞかせた。「アンダーでは3バックでやっているので違和感ないし、横内さんと森保さんはお互いに同じサッカーと言っているくらい似ているので、すんなり入っていける」。久保は今年3月、日本代表の横内昭展コーチが指揮を執ったU-22アジア選手権に参加しており、その経験を活かせる手応えがあるようだ。

 また6日に行った変則7対6のミニゲームではMF香川真司、MF南野拓実と2シャドーを形成。「ボールタッチ、判断がいい選手が多いのでやりやすい」と語った久保は「2シャドーの位置が近くなる。一人でグイグイ行くというより、どっちかというとすぐ近くに味方がいるので、連係が大事になってくると想像している」と前向きな展望を述べた。

(取材・文 竹内達也)