大学病院などで無給で診療にあたっている「無給医」について、国は長年その存在を否定してきたが、全国の大学病院を調査した結果、少なくともおよそ50の大学病院に2000人を超える無給医の存在が確認できたとして、近く明らかにする方針だ。NHKニュースが報じた。

医局は教授を頂点とし、准教授、講師、助教と連なるピラミッドのような構造となっていて、最も下に位置する大学院生や医局員などは、医師として診療にあたっていても無給だったり、わずかな給与だったりすることがあるという。

無給医 少なくとも2000人 国が初めて存在認める 公表へ(NHKニュース)