日焼けが原因で髪が薄くなるってほんと？

2019年6月6日 20時0分

紫外線量が最も激しくなる5月から10月にかけて、顔や体だけでなく、髪や頭皮もしっかり日焼け対策をしていますか？

大丈夫だと思って何もしてないと、あなたの髪、薄くなっちゃうかもしれません！

日焼けによる薄毛、抜け毛は充分に考えられます。

最近の研究で、紫外線は肌が日焼けするだけではなく、老化の原因となったり、紫外線疲労といって体力を消耗させたりすることが分かってきました。

頭皮の中でも、つむじや分け目は日光にさらされ、特に紫外線の影響を受けやすいところです。

顔や体と同じように、日焼けすることで、炎症し、皮がむけ、頭皮環境が悪化します。

頭皮環境が悪化すれば、乾燥したり、皮脂が異常分泌されたりと、角層が厚くなることで頭皮のターンオーバーも乱れがちになります。

すると抜け毛が増え、健やかな髪が育ちにくくなってしまいます。

また、紫外線疲労は体力を奪うだけではなく、「光老化」を起こし、肌が老化されてしまいます。

もちろん、頭皮も例外ではなく、紫外線が頭皮に入り込むことで、髪を成長させるための毛母細胞を傷つけ、ヘアサイクルを乱します。

その結果、髪が抜けやすい、なかなか新しい髪が生えないなど、薄毛の症状があらわれます。

一番の日焼け防止策は、とにかく日光に頭皮をさらさないことです。

そのため、ＵＶ効果のある日傘や帽子を利用しましょう。

曇りの日だからといって油断してはいけません。

紫外線量は晴れの日の60～90％なので、安心して手を抜かないようにしましょう。

日焼け止めの活用もおすすめです。

頭皮や髪に日焼け止め？と思われるかもしれませんが、最近では、スプレータイプの日焼け止めも数多く販売されています。

シュッと吹き付けるだけなので、分け目やつむじにも使いやすく、なじみもよいです。

簡単で手間もかからないので、ぜひ出掛ける前の習慣にしてください。

それでも頭皮が焼けてしまった場合には、お肌の日焼け同様、熱く炎症している部分をとにかく冷やしクールダウンさせることです。

その後は乾燥予防に化粧水や乳液でしっかりと保湿しましょう。

炎症がひどく化膿している場合は、細菌に感染している可能性が高いので速やかに皮膚科を受診しましょう。

頭皮の日焼け対策はついつい忘れがちです。

ですが、紫外線から受ける影響は大きく、後から後悔しないためにも、頭もしっかり守りましょう！

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