後半途中から出場した南野。シュート3本を放つもゴールを奪えなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンチャレンジカップ]日本0-0トリニダード・トバゴ/6月5日/豊田スタジアム
 
 日本代表は6月5日、キリンチャレンジカップでトリニダード・トバゴと対戦。0−0のドローに終わった。
 
 この日、森保一監督はA代表では初めて3−4−2−1システムを採用する。しかし序盤から何度もチャンスを作れども、なかなかゴールを奪えずにいた。
 
 後半の71分からシャドーで出場した南野拓実は「プラスの面もマイナスの面も両方あると思います。(3−4−2−1のほうが)ボールは長く持てます。ウイングバックから逆サイドのウイングバックに向けて、良いスペースに良いタイミングでボールが入れば、チャンスになっていた。そういう、やりたいことをやれていた部分もあった。それは前のフォーメーションではない部分。ただ、もしかしたらゴール前でのところは、前のポジションのほうがみんなやりやすさはあったのかなと思います」と試合を振り返りながら、これまで採用していた4−4−2との比較を述べる。
 
 日本はトリニダード・トバゴの5倍にあたる25本のシュートを放ちながらも、ゴール前にビッシリと敷かれたブロックを崩すことができなかったのは、やはり大きな反省材料だ。シュート数こそ多いが、フリーで放ったものは多くない。いわゆる”絶好機“が少なかった印象だ。
 
 南野自身も3本のシュートをゴールにつなげることができなかった。「最後シュートが相手に当たってしまうとか、しょうがない部分もあります。でも自分のことで言えば、最後のところでGKやDFをしっかり見るとか、力を抜ければ、というシーンがあった」と悔やんだ。
 
 しかし、新システムの導入について南野は肯定的だ。
 
「でも今日このフォーメーションでもやらないといけなかったし、このフォーメーションでもできるというところを証明したい。それは監督の求めているものだと思う。チームとしての難しさはもちろんありますけど、僕はフォーメーションをふたつ持っているのはプラスになると思う。今日は初めてでしたけど、チームみんなで共通意識を持って、質を高めていければいいんじゃないかと思います」
 
 新システムをいかに成熟させていくかは、今後のテーマのひとつになりそうだ。次のエルサルバドル戦はどちらのシステムを採用するのか、注目したい。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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