トリニダード・トバゴ代表を率いるローレンス監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンチャレンジカップ]日本代表0―0トリニダード・トバゴ代表/2019年6月5日/豊田スタジアム
 
 トリニダード・トバゴ代表を率いるデニス・ローレンス監督は、DFだった現役時代に大きな実績を上げた同国のレジェンドだ。優勝したカリビアンカップ2011で大会MVPを受賞し、2006年ワールドカップの大陸間プレーオフでは強烈なヘディングシュートを叩き込んで同国史上初の本選出場をもたらし、そのドイツ・ワールドカップでは3試合フル出場を果たしている。
 
 スウォンジー時代のボスだったロベルト・マルティネス(現ベルギー代表監督)に感銘を受けて師事。マルティネスがエバートンを率いた時にはコーチを務め、2017年から母国代表を指揮している。そんなトリニダード・トバゴの英雄は、スコアレスドローだった試合後の会見で、ゲームと日本代表の印象についてこう語った。
 
「日本はボール回しが上手く、私たちは守りに徹せざるをえなかった。試合のラインナップを見て、日本が3バックでくることは予測できた。だから我々は3トップにして全体を押し上げようと考えていたが、敵陣になかなかボールを運べなかった。それでも全員が能力を発揮してくれたし、チームには誇りを持っている。ゴールドカップ(北中米カリブ海選手権/6月15日開幕)への良い準備ができた」
 
 試合中は足を痙攣させる選手が何人も出たが、その理由についてはこう述べた。
 
「長距離移動でしたし、国内リーグは中断中で長いこと試合をしていない選手も少なくなかった。それに日本が優れたチームで、高い集中力が必要な試合だったからでもありました」
 
 ローレンス監督はそんな言葉を残して会見場を後にした。
 
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取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)