大迫がアジアカップぶりに復帰し、キャプテンマークは柴崎が巻いた。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 キリンチャレンジカップの日本代表対トリニダード・トバゴは6月5日、愛知・豊田スタジアムで行なわれ、0−0のスコアレスドローに終わっている。

 この一戦について、トリニダード・トバゴの英字総合メディア『WIRED868』は、FIFAランキングで日本が26位、トリニダード・トバゴは93位と差があることから、「試合は日本の一方的な展開になるのではないか」と予想していたようだ。

 だが実際は、「トリニダード・トバゴは思った以上にうまくやった。監督のデニス・ローレンスは『ポゼッションは日本が68パーセントと上回っていたが、我々はチャンスも少ないなか、よくやったと思う』と満足感を示した」と母国チームの健闘を称えている。

 そして、対峙した日本代表について、印象に残った選手をふたり挙げている。そのひとりは、中島翔哉だ。

「カタールのアル・ドゥハイルでプレーする24歳の中島は、明らかにこの試合において傑出した選手だった。ゴールを狙うために左サイドからドリブルを仕掛け、トリニダード・トバゴのゴールを襲った。結果として直接放ったFKはゴールを割ることはなく、決定的なラストパスはチームメイトがすくい損ねた。だが非常に印象的で、相手に畏怖を与える存在であった」
 
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 そしてもうひとりが、GKのシュミット・ダニエルだ。

「チャンスが少ないながらも、トリニダート・トバゴは55分、縦パスからチャンスを掴んだレビ・ガルシアが素早い抜け出しから日本のエリア内に進出した。これは我らのチームにとって最大のチャンスだったと言えるだろう。ガルシアはDFを背負いながらも枠内にシュートを放ったが、日本の守護神のセーブに防がれてしまった。シュミットは数は少ないものの、何度かこうした決定的なピンチを救い、チームの敗北を回避した」

 さらに「日本はゲームを支配し、選手たちは勇敢さと機動性を示していた。だが、トリニダード・トバゴの壁が得点を許さず、幸運にもクリーンシートを達成することができた」と、チームにとってラッキーなスコアレスドローであり、実力では日本が上回っていたことを認めている。

 実力も認められ、あれだけ攻めたものの、勝ち切れなかった森保ジャパン。次に挑むのは、9日のエルサルバドル戦となる。この試合では生まれなかったゴールは、コパ・アメリカ前ラストの親善試合で見ることが叶うだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部