シュミット・ダニエル(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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シュミット・ダニエルが日本代表の狙いを表現するためにあげた2チームは、「大分」と「マンチェスター・シティ」だった。

日本代表の3バックをこう解説した。

「3-4-3気味にやって、相手の空いているスペースの中に人を配置するのが目的です。それでミスマッチを生んで、そこに的確にボールをつないでいくという陣形です。サイドのセンターバックが出て行って攻撃参加すれば、この陣形でハマっていくと思います」

そのサイドのセンターバックが攻撃するという形は「Jリーグでいう大分のような感じ」だと言う。

また、この日は該当する場面はなかったとしながら、攻撃のときに狙っていることについて語った。

「相手が前から守備をしてきていると、日本の前線が相手の守備と同数になったり、大迫勇也君が相手と1対1になることがあります。そのとき、左右どちらかの空いているスペースにパスできたら、マークをかわしてGKと1対1の場面を作れます」

シュミットは「そのスペースをマンチェスター・シティ(のGKエデルソン・モラレス)みたいな感じで常に見るようにしている」と明かした。

もっとも、トリニダード・トバゴ戦は森保一監督になって初めての3バックということで攻守ともにぎこちなさが残り、今後に課題を残したと言えるだろう。

ではシュミットの自己評価はどうだったか。

「相手のGKがすごくよかったので、それには劣りますけど、自分の中でやるべきことはやったし、1対1も角度はなかったけど1本は止めたので、最低限の仕事はできたと思います」

いつもどおり控えめすぎるほどの分析だったが、手応えを聞かれると少しだけ自信が付いてきたような言葉も出てきた。

「ボールを配給していくところとかも何本か、まぁ1本ぐらいですか、攻撃にリズムができるようなボールを出すことが出来たし、そういうパスをもっと増やしていければいいかと思います」

森保一監督がこの試合でシュミットを起用したのは、アジアカップのときの正GK権田修一がポルティモネンセ移籍後、なかなか出場機会がなかったからかもしれない。だが、不慣れなシステムでも無失点に抑えたという実績は残る。シュミットにとって必要なのは、そんな実績の積み重ねによる自信だろう。

【テキスト:森雅史/日本蹴球合同会社、撮影:岸本勉/PICSPORT】

▼ シュミット・ダニエル

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ シュミット・ダニエル

(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 守田英正

(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 大迫勇也

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 大迫勇也

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 大迫勇也

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ トリニダード・トバゴ戦の先発イレブン

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ トリニダード・トバゴ戦でのサポーター

(撮影:岸本勉/PICSPORT)