2試合連続で日本代表のゴールを守ったGKシュミット・ダニエル

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[6.5 キリンチャレンジ杯 日本0-0トリニダード・トバゴ 豊田ス]

 森保ジャパンがA代表で初めてトライした3バックを最後尾からどう見ていたのか。日本代表GKシュミット・ダニエル(仙台)は「相手が3トップになっているときも(3バックが)同数で守るので、個人と個人の戦いになる。そこはしっかり守ってくれたと思う」と、無失点で終えたことをチームメイトに感謝した。

 3月26日のボリビア戦(○1-0)に続いて国際Aマッチ2試合連続でゴールを守った。この日が4キャップ目。被シュートは5本と出番は少なかったが、前半21分の強烈な直接FKは落ち着いてパンチングし、後半10分にはスピードに乗ったドリブルでPA内に進入してきた相手を1対1で止めた。

 2試合連続完封にも相手GKがビッグセーブを連発したこともあり、「相手のGKがすごい良かった。そこには劣るけど、自分の中でやることはやった。最低限のことはできたと思う」と満足度は低いが、持ち味のビルドアップでも特長を出し、「何本か攻撃にリズムを生む形でボールを配球できた。そういうのをもっと出せればいいと思う」と手応えも口にした。

 とはいえ、3バックの完成度には「相手次第というのは正直感じた。相手がもっと強くなったとき、この守り方で守れるかはもっと見る必要がある」と冷静だ。「3-4-3気味でやるので、相手の陣形の中で空いているスペースに人を置いて、ミスマッチを生んでパスをつなぐのが目的の陣形。フィニッシュに行くとき、もっと人数をかけられればよかったと思う」と指摘する。

 その意味でもポイントになるのは3バックの両サイドの選手。シュミットは「Jリーグで言う大分みたいなイメージと言ったら分かりやすいかもしれないけど、ああいう感じでセンターバックのサイドの選手が出ていって攻撃参加すれば、この陣形はハマっていくと思う」と、今季のJ1で好調な昇格チームを引き合いに出した。

(取材・文 西山紘平)