中澤佑二氏が久保建英について語った

写真拡大

 昨季限りで現役を引退した元日本代表の中澤佑二氏が5日、東京都港区にあるフランス大使館で行われたFIFA女子ワールドカップフランス2019公式記念コイン記者発表会に出席し、FW久保建英について語った。

 中澤氏は今年1月に現役引退を表明。20年のプロ生活にピリオドを打っていた。ただ久保が昨季は横浜F・マリノスに期限付き移籍していたこともあり、2人は昨夏からの半年間をともに過ごしている。

 久保は5日にトリニダード・トバゴとキリンチャレンジ杯を戦う日本代表に初招集。18歳1日でのA代表デビューの期待がかけられている。「おそらく世の中は久保君のことでいっぱいだと思うけど」と苦笑いの中澤氏だが、久保の印象については、「将来有望でワクワクドキドキが止まらないようなプレーヤーが久しぶりに出てきた」と興奮気味に話す。

 また「海外で若い時にもまれてきたプレーヤーは、どうしても自分は海外帰りだぜとふんぞり返ることがあるが、彼の場合は一切ない。もっとうまくなりたい、世界に飛び出していきたいという目標を持っているので、今現在も伸びている」。さらに「プレーは皆さんご存じの通りで、一つ一つのプレーがとても10代とは思えない。(日本代表の)試合もあるが、10分とは言わず、30分くらい出てほしい」と語るなど、賛辞が止むことはなかった。

 しかし独自目線で期待をかけている選手として、背番号22を引き継ぐ後輩への注目を語る。「個人的には22番を追いかけている」と話すと、「マリノスの畠中選手が試合に出て、マリノスで成長した部分を代表でも出していければ、マリノスのサポーターも喜ぶと思う。頑張れ畠中!」とエールを送っていた。

(取材・文 児玉幸洋)