トランプ米大統領の来日に伴う警戒強化のため、JR東京駅と両国駅のコインロッカーなどが封鎖されたことが話題になったが、今度は関西の番だ。

6月28日・29日開催の「G20大阪サミット」に向けて、関西の各鉄道事業社から、列車内および鉄道駅の警戒警備体制の強化が告知されている。上の画像は、鉄道会社が主要駅に掲出するポスターだ。

関西の鉄道各社は5月23日、「G20大阪サミット開催に伴う駅構内等のコインロッカー・ゴミ箱の使用停止について」と題して、次のように告知している。

来る令和元年6月28日(金)、29日(土)に大阪市で開催されるG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)を控え、鉄道駅での警戒警備を強化するため、6月24日(月)から29日(土)までの間、主要な駅において、コインロッカーおよびゴミ箱の使用を停止いたします。(前後数日間も使用を停止する可能性があります。)

大阪は早くも警戒体制

阪急電鉄は5月23日、ツイッター公式アカウントでこう告知している。

阪神電車も、次のようにツイートしている。

またJR西日本は、公式サイトのニュースリリースで、「山陽新幹線を始めとする主な特急列車および主要駅において、コインロッカー・ゴミ箱の使用を停止」と発表している。使用停止期間に関しては、変更される場合もあるようなので、くれぐれも注意が必要だ。

一方、大阪メトロの場合は、コインロッカー・ゴミ箱の使用停止に加えて、サミット会場に近い「ニュートラム中ふ頭駅」の利用が、6月27日から29日までの3日間、停止される。詳細は、公式サイトのニュースリリースで告知されている。

ツイッターには、警戒を強める大阪市内の様子を撮った写真付きの投稿もあった。

関西人はもちろんだが、これから関西に出かけようという人も、くれぐれもご注意を。