事故車に乗っていた老夫婦が死亡したきのう4日(2019年6月)の福岡市の市道交差点の逆走激突事故は、多くの人が目撃していた。「すごいクラクションを鳴らしながら猛スピードで(交差点のある)藤崎方面へ行くのを見ました」は女性は話す。

交差点の手前でぶつかったタクシーの運転手は、「私の車線を逆走して走ってきました。最初は渋滞しているからこっちの車線に入り込んだのかなと思ったが、そのまま来たから慌てて逃げました」という。

事故直後の様子を目撃した人々は、「雷が落ちた時のようなドーンという音がしました。ぱっと外を見たら破片が散っていた」「ものすごいスピードでぶつかった音でした」「車からは煙が出ていました」などと話している。

時速100〜120キロで暴走

事故の状況を見た交通事故鑑定人の中島博史さんは「事故を起こした車のスピードは100キロから120キロほど。ブレーキを踏まず、10秒程度アクセルを踏みっぱなしの状態で走ってきたと推測できます。何らかの理由で足が突っ張り、アクセルを踏んだまま意識を失っているような状況だったのではないでしょうか」と推測している。

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「最初に衝突があって、そのあとに暴走しているというのが池袋の事故と似ているなと思いました。連日のように(高齢ドライバーによる)事故があり、私たち社会は何の対策もできていないと感じます」