恋愛上手はみんなやってる!?恋愛力を劇的に向上させる5つの法則

写真拡大



「恋愛」に上手い下手があるという考え方はあまり好きではありませんが、それでもやっぱり、恋愛を思い通りに進められている人とそうでない人に差があることは確かです。



「恋愛上手」な人と、「恋愛下手」な人の差は



・辛抱強く待つ(Wait)

・相手を魅了する(Attract)

・意志を伝える(Tell)

・関係を築く(Construct)

・話を聞く(Hear)



という行為を経て相手のことを注意深く見る(WATCH)ことができるかどうかにあるのです。



なんだか難しそうに思えるかもしれませんが、これからこの5つの内容について順番に説明していくので安心してください。きっと、あなたが彼氏や好きな人との関係をよりよくしていくためのヒントになると思います。



■Wait:辛抱強く待てない人は重たくなる

LINEの既読スルーをされただけで「あの一言がマズかったのかな?」「もう嫌われちゃった?」と余計なことをあれこれ妄想して、返信が来ないうちに追撃LINEを送ってしまう人、男性にも女性にもすごく多いですよね。こういう人が「辛抱強く待てない人」です。


そのほかにも、彼が仕事に集中しているとき、忙しいときに「かまってくれない」「寂しい」と文句を言って、彼のチャレンジを心から応援できない人も、待てない人です。


「待てない人」は、今すぐに相手の愛情がほしくて「クレクレ」とわがままを言います。


それが相手に「重さ」となって伝わり、距離を置かれてしまうのです。

■Attract:相手を魅了する要素は見た目だけではない

Attractには「引きつける」という意味があります。人をうまく引きつけられる人は、「出会い」のタイミングで非常に有利になります。


相手に「この人ちょっと面白そうだな」「この人、他の人とは違うな」と思わせられたら、スタートでいきなり同性のライバルに差をつけられるからです。




となると、イケメンと美女は見た目だけで人をAttractできていることになります。でも、周囲が全員イケメンと美女になれば「見た目」以外でも勝負しなければなりません。


つまり、人を魅了するのは見た目だけではないんです。知識や教養、生き方やチャレンジ精神など、自分らしい武器を手に入れて磨くことを怠らないようにしたいものです。

■Tell:自分の意志をはっきり伝えることで、自分を幸せにできる

日本人はもともと「空気を読む」ことをよしとしてきた民族ですが、だからと言って「相手に空気を読んでもらうこと」を期待すべきではありません。




自分の言いたいことをはっきり言えないと、あなたのことを幸せにしてくれるであろう「人間力のある人」からは「つまらない」と思われ、あなたのことを不幸にする、自己中心的で思いやりに欠けるような人からは好かれてしまいます。気持ちを言わないことで、あなただけが傷つくんです。




また意志がない恋愛は、受け身の恋愛になり、幸せを相手に依存することになります。


つまり相手から愛情をもらわないと幸せを感じられない人生を突き進むことになるのです。


自分の意志を伝えられれば、自分が不幸になる状況を回避できます。そして、人間力のある人からも、「この人は言葉を投げるとちゃんと返してくれる」と思われ、コミュニケーションをとる価値のある人だと思ってもらえます。

■Construct:信頼関係は長く付き合うだけでは築かれない

一般的に人間関係を「築く」というときは「build」を使いますが、ここでは意図的に「construct」を使っています。


「construct」には「しっかりとした計画のもと、大掛かりなものを構築・建設する」という意味があります。


人間関係は放っておいても勝手には築かれません。もしそうなら付き合いの長さに比例して信頼関係が深まるはず。


でも、信頼関係は付き合いの長さではなく、深さで決まります。意図的に踏み込んだコミュニケーションを取らないと人間関係は深まりません。


つまりどうすればいいのか。それは次のステップを実行することでできるようになると思います。

■Hear:全ては相手の話をよく聴くことから始まる

全てのコミュニケーションの基本である、相手の話を「聴く」ことができるかどうか、これが恋愛をスムーズに進めていく上では必要不可欠です。


「聞く」のではダメで「聴く」のです。傾聴という言葉があるように、相手の言葉に真摯に耳を傾けて、ないがしろに対応しないこと。


これによって相手の心が開かれるようになり、お互いのことをもっと深く知れるようになります。




・この人はどうしてこんなことを言うのか?
・私に何を期待してそう話しているのか?


こういう意識で相手の話を聞くクセを持っている人は、自然と「それってどうしてなんですか?」と、相手の意見をより深く知ろうとしたり、「私もこういう考えがあって〜」と自分なりの解釈をのせて話を広げたりすることができる。


すると相手も、自分の話に興味を持っている人により深く関わりたいと思います。話も盛り上がるから楽しい時間が過ごせるので、当然そういう人は愛されます。

■恋愛は選ばれるものであると同時に、選ぶものでもある

そしてこれらの


・辛抱強く待つ(Wait)
・相手を魅了する(Attract)
・意志を伝える(Tell)
・関係を築く(Construct)
・話を聞く(Hear)


の行為を通じて、相手のことを「自分のパートナーとして相応しい人か」、常に「WATCH」することを忘れてはいけません。




これらを怠ると、好きでもない相手と惰性で付き合ったり、幸せになれないと(心では)わかっている相手となかなか別れられなくなったります。




恋愛は常に、選び・選ばれるフェアな関係が保たれていなければ長続きしません。


時には「この恋愛は本当に私を幸せにしてくれるの?」と自分自身を見つめ直さなくてはならないのです。(川口 美樹/ライター)