最後まで韓国ゴールをこじ開けられなかった日本。8大会ぶりのベスト8進出の夢が絶たれた。(C)REUTERS/AFLO

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[U-20W杯決勝トーナメント1回戦]日本0-1韓国/6月4日/ルブリンスタジアム

 ベスト8進出を懸けた日韓戦に敗れ、若きサムライ戦士たちの夢はここで潰えた。

 決定機はむしろ日本のほうが作り出していた。50分には郷家友太がネットを揺らすも、VAR判定により、直前に宮代大聖のオフサイドがあったとして取り消しに。71分の中村敬斗のヘッドは敵GKのファインセーブ、78分の宮代のシュートはポストに阻まれ、均衡を破れない。

 逆に84分、自陣でのパスミスからオ・セフンにヘディングシュートを決められて失点。その後は必死の反撃を試みるも攻め手を欠き、追い付くことができなかった。

 ライバルの韓国に屈しての敗退とあって、ファンの落胆も大きかったようだ。日本代表の公式ツイッターには、次のようなメッセージが寄せられている。

「監督の差が出た」
「結局、点が取れなくて負ける。どの世代も一緒」
「勝たなきゃ意味がない」
「実力通りの結果」
「韓国に負けたのは悔しすぎる」
「熱いハートが足りない」
「マジでイライラする」
「久保(建英)がいないだけでどん底の世代になってしまうとは」
 
 もちろん、厳しい言葉だけではない。労いや今後に期待するメッセージも投稿されている。

「まだ伸びしろはある」
「この悔しさを次に活かしてほしい」
「お疲れさまでした」
「いい試合をありがとうございます」

 8大会ぶりの8強入りを逃した日本。この悔しさを糧に、次のステップで借りを返してほしい――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部