キャプテンとしてU-20日本代表をまとめ上げた齊藤。今後への決意を示した。(C) Getty Images

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[U-20W杯決勝トーナメント1回戦]日本0-1韓国/6月4日/ルブリンスタジアム

 白熱の展開となった日韓戦は、終盤の攻防が明暗を分けた。

 日本は50分に郷家友太のゴールがVARによって、オフサイドと判定され取り消される不運があったが、その後も決定的なチャンスを創出。78分には宮代大聖のシュートが左ポストを直撃するシーンも。すると84分、日本は自陣でのミスを起点にオ・セフンにヘディングシュートを流し込まれてしまう。結局これが決勝点となった。

 試合後、フラッシュインタビューに応えたキャプテンの齊藤未月は韓国との接戦を振り返り、「悔しいですね。勝てると思って臨んで負けてしまったので、悔しい」と率直な胸の内を明かした。

 さらに続けて、「サッカーってゴール決めるスポーツなんで、ゴールを取れなかった自分たちが負けて、ゴールを取った韓国が勝った、それだけかなという感じです」と、90分の多くの時間帯で主導権を握りながらゴールを決め切れなかった点を、明暗を分けたポイントに挙げた。
 
「チームみんな出ている選手も出ていない選手もみんな勇気を持って勇敢に戦ってくれた。だからこそ数多くのチャンスを作れたと思うし、こういうどっちが勝つか分からないゲームができたと思うので。大会は終わってしまったけど、ここで得られてモノは本当に大きい。次のサッカー人生につなげたい」
 韓国戦に対しては、勇敢に挑んだ結果だとした齊藤。インタビュー中は真っ直ぐに前を見据え、涙を見せることもなく、キャプテンとして堂々たる風格を漂わせて受け答えをしていたのが印象的だった。

 最後に今回のチームについて問われた齊藤は、「本当に最高のチームだったと思うし、このチームだったら優勝のチャンスがあると思って戦っていた。そういった意味では今は複雑な気持ちで、もう二度とこのチームでサッカーをすることはないかもしれないけど、サッカー人生はみんなこれからあるので、それに向けてしっかり努力していきたいなと思います」と発言。力強く将来を見据えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部