A代表に初招集されたGK大迫敬介

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 刺激的な毎日を過ごしている。19歳で日本代表に初招集されたGK大迫敬介(広島)が4日の練習後、報道陣の取材に応じ、「GK練習でもいろんな経験をしてきた選手と一緒に練習ができて自分自身楽しいし、その中で自分の強みを出すのは刺激的で楽しい」と充実した表情を浮かべた。

 プロ2年目の今季、広島の正GKであるGK林卓人の負傷もあって19歳ながら新守護神に定着。「シュートストップやハイボールには自信を持っているし、そういうところでしっかりアピールしたい」と、Jリーグでの好調ぶりを初のA代表合宿にも持ち込んでいる。

 27人が招集された今合宿は他にGK川島永嗣(ストラスブール)、GK権田修一(ポルティモネンセ)、GKシュミット・ダニエル(仙台)という3人のGKがいる。「目の前でプレーを見て盗めるところは盗みたい」と意欲的で、特に3度のW杯を経験している36歳の川島の存在には「日頃の練習から試合を意識したプレーをしている。もっとこだわってやらないといけない」と大きな刺激を受けている。

 シュート練習などではフィールド選手のキックの違いも実感している。「シュートを受けていても、違う軌道、弾道、シュートの強さがある。勉強になっている」。あらゆる経験が貴重な時間で、「刺激しかない。しっかり経験を積んで、よりいっそう成長していきたい」と目を輝かせた。

 キリンチャレンジカップ後に行われるコパ・アメリカ(南米選手権)も含めてA代表に招集されたことで、ポーランドで開催中のU-20W杯に出場することはできなくなった。そのU-20W杯ではGK若原智哉(京都)が正GKを務め、グループリーグを突破。今夜、決勝トーナメント1回戦の韓国戦が控えている。

 A代表のメンバー発表当日にはポーランドにいる若原から「おめでとう」との連絡があったことを明かした大迫敬は「毎試合、連絡を取っている」とお互いにエールを送り合っているという。「U-20W杯で活躍してグループリーグを突破して、(若原)智哉が力を示しているのは僕自身、刺激になるし、負けてられないなと思う。いい関係にあると思う」。A代表の先輩からもU-20日本代表の同世代からも刺激を受け、すべてを自らの成長の糧にしている。

(取材・文 西山紘平)