MF久保建英ともピッチ内外で積極的にコミュニケーションを取っているDF槙野智章

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 無茶ぶりにも準備万端なようだ。日本代表に17歳で初招集されたMF久保建英(FC東京)が4日、18歳の誕生日を迎え、練習後の囲み取材では報道陣からバースデーケーキが贈られた。

 代表合宿中に誕生日を迎える選手がいる場合、その日の夕食会場で若手選手が一発芸やギャグで盛り上げることが恒例となっているが、今回はチーム最年少選手の誕生日ということもあってか、DF槙野智章(浦和)は「本人には『準備しとけよ』と言っています。宿題は与えました」と、久保自身に事前に一発芸を仕込ませているようだ。

「A代表ならではの手荒い祝福じゃないですけど」と笑顔で話す槙野によると、「自分で自分の誕生日を一芸で祝うというのは今までの(A代表の)流れではなかった」が、久保は「用意しています」と即答したそうで、準備に余念はないようだ。

 久保だけでなく、19歳のGK大迫敬介、22歳のDF中山雄太ら若手が初招集された今回の森保ジャパン。32歳の槙野は「ロッカールーム、食事会場、バス。いろんなところで役割がある。メンバーが入れ替わっているので、伝えることも自分の仕事かなと思う」と、練習初日のランニングから久保と並んで談笑するなど積極的にコミュニケーションを取っている。

「久保にせよ、大迫にせよ、10代で(日本代表に)入ってきて、A代表の時間を1分でも1秒でも無駄にしてほしくないし、遠慮することなく、(チームの)輪に入ってきてほしい。ピッチ上では素晴らしいものを持っているのは間違いないので、輪の中に入れることも僕の仕事」。その一つが今夜の“手荒い祝福”なのだろう。とはいえ、久保自身の姿勢も「変に憶病にならず、中に入っていけているなと思う」と、特に心配はしていないようだった。

(取材・文 西山紘平)