元農水事務次官、熊沢英昭容疑者(76)が1日(2019年6月)、長男の英一郎さん(44)を殺害したとされる事件。

「親子の口論のきっかけは、自宅に隣接する小学校の運動会の音だったそうです。英昭さんがうるさい、というので、周囲に迷惑をかけるといけないと思い、さしたと供述しています」と伊藤利尋キャスターが報告した。

長男は20年前に家族で引っ越してきて以来、近所の人と顔を合わせることもなく、存在すらもほとんど知られていなかった。いわゆる「引きこもり」状態にあったとみられている。

隣の小学校運動会がうるさいと父親と口論

ちょうど、事件を取り上げている最中に、熊沢容疑者の送検シーンが生中継されると、小倉智昭キャスターは「何かねえ、自分でホッとしたような表情に見える。それは人様に迷惑をかけないで済んだという感情のあらわれのような。僕が勝手にいろんなものと結びつけて見えちゃっているのかもしれないが」と話した。

他にも、「この事件の第一報を聞いたときに川崎の(児童殺傷)事件を思い出した人がかなりいると思う。隣の小学校の運動会がうるさいと父親と口論となって、そこで小学生に対する暴言のようなものがあったかもしれないし、ひょっとしたらこのままでは他の人に迷惑をかけるぞ、と父親であればそう考えても不思議ではない」と持論を展開した。

一方で、ひきこもり問題に詳しい専門家の池上正樹氏は「本来、ひきこもりは、犯罪行為とはほど遠い存在」と説明、今回の事件で、ひきこもりの人へのいわれなき偏見が助長されることに警鐘を鳴らした。

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