会見に出席した影山雅永監督

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 U-20ワールドカップ決勝トーナメントに進出したU-20日本代表は2日、ポーランド・ルブリンで冒頭15分を除く非公開練習を行った。練習後、影山雅永監督、主将のMF齊藤未月(湘南)が公式会見に出席した。

 6月4日の決勝トーナメント1回戦で2003年UAE大会以来となる日韓戦が実現する。先に会見を行った韓国のチョン・ジョンヨン監督は日本へのライバル心を口にしたが、影山監督は「我々がやるべきことは韓国であろうと、どこであろうと、上に進むために全力を尽くすだけです」と述べた。

 日本が勝ち抜いたグループBと同様に「死の組」と各国メディアに表現されたのが、韓国のグループFだった。韓国は初戦のポルトガルに0-1で敗れたものの、南アフリカを1-0で下し、難敵アルゼンチンを2-1で撃破。2連勝で勢いに乗り、16強進出を果たしている。影山監督は「力強さとテクニックの高さ、両方を持ち合わせた選手とチーム」と韓国の印象を語り、警戒を強めた。

「この決勝トーナメントに向けてチームの士気といいますか、流れといいますか、そういったものを非常に高いところで保っている。ある意味、力的には我々がチャレンジャーとして、なんとか挑んでいくと、そういう試合になるのではないかなと思っています」(影山監督)

 FWイ・ガンイン(バレンシア)やFWチョン・ウヨン(バイエルン)といったタレントを擁する相手が脅威であることは間違いないうえに、日本の台所事情は苦しい。FW田川亨介(FC東京)とMF斉藤光毅(横浜FC)が5月31日に負傷離脱し、前日の公開練習にはDF三國ケネディエブス(福岡)が姿を見せず、宿舎で調整。MF宮代大聖(川崎F)、MF藤本寛也(東京V)に加え、DF鈴木冬一(湘南)も別メニュー調整だった。

 この日練習場に姿を見せた三國は冒頭15分も別メニューだったが、宮代、藤本、鈴木冬の3人が全体練習に参加している可能性もある。また、グループリーグに3試合連続で先発し、270分プレーした選手は疲労が蓄積していたが、イタリア戦から中5日あることでリカバリーは図れたはずだ。

 影山監督は「コンディションについてですが、やはり我々は5日間の休養をいただきましたので、今日のトレーニングでも選手たちは見違えるように軽やかな動きをしていました。まだ1日あるので、明後日に向けてはさらに良いコンディションを作れるのではないかなと思っています」と前向きな展望を語った。

(取材・文 佐藤亜希子)