スイス・ジュネーブにある世界保健機関(WHO)本部に掲げられたロゴ(2017年10月24日撮影、資料写真)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP

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【AFP=時事】(更新)世界保健機関(WHO)は28日、「燃え尽き症候群」を疾病とは分類せず、当事者が治療を求めることもある「職業上の現象」とする方針を示した。

 WHOはこの前日、国際疾病分類(ICD)で燃え尽き症候群を疾病として初めて分類することが決まったとの発表を誤って行っていた。

 WHOは、スイスのジュネーブで28日まで開かれた世界保健総会(World Health Assembly)で、世界の疾病や傷害を分類して一覧化したICDの最新版を承認。

 燃え尽き症候群はICD最新版で「職場での慢性的なストレスに起因すると解釈される症候群」と定義された。その特徴としては、意欲低下と疲労の感覚、仕事に対する心理上の隔絶感、否定的あるいは冷笑的な感情の増大、業務効率の低下が挙げられている。

 ICD最新版ではまた、「ゲーム障害」が賭博やコカインなどの薬物と同じ依存症の一つとして初認定された。一方、性同一性障害は精神障害の分類から除外され、「性の健康に関連する状態」の項目に移された。

【翻訳編集】AFPBB News