折り曲げて電源オン! 持ち歩きに最適な薄型マウス「MA-BTIR116BK」が便利

写真拡大 (全6枚)

外出先デスクや出先のカフェなどでモバイルノートPCを活用する際、トラックパッドよりもマウスを利用した方が作業効率は確実に上がります。
効率や生産性を考えると、マウスをカバンに入れて持ち歩きたいところではありますが、持ち歩くには通常のマウスは収納しにくく、どうにもかさばります。

そこで、周辺機器メーカー各社からモバイル用の小型マウスがリリースされています。
小型マウスには、通常より少し小ぶりなタイプから、超小型タイプ、指に装着するタイプ、薄型タイプなど、様々な形のマウスがあります。

薄型マウスの中には、マウス本体を折り曲げると電源が入り、マウスとして使えるユニークな機構を備える製品もあります。製品には、マイクロソフトのアークマウスがあります。

最近アークマウスに似た機構を持つ「サンワサプライ Bluetooth IRセンサーマウス MA-BTIR116BK」が登場した。
今回は、この製品を試してみましたので、紹介します。


MA-BTIR116BK


「MA-BTIR116BK」は、サイズがW58.1×D119.2×H17.4mm、重量約50gと非常に小型で薄型のマウスです。

薄型の最大のメリットが、カバンのポケットなどの簡単に収納可能なことです。
電源は充電式で、microUSB口から充電することで連続作動時間は約40時間、連続待機時間は約450時間となっています。
カタログ値では、一日8時間のパソコン作業で、マウス操作を25%行った場合に、使用可能時間約1ヶ月となっています。バッテリー持ちの心配は無さそうです。


MA-BTIR116BKを折り曲げて電源を入れた状態


電源を入れるには、マウス本体を折り曲げます。
収納時には、マウスを伸ばせば、電源がオフになります・
マウス本体を折り曲げるアクションが電源のオンオフになるので、通常のマウスのように電源ボタンのオフのし忘れでのバッテリー消費がありません。
また折り曲げれば電源がオンになるので、電源のオンオフもわかりやすく、使いやすいと感じました。


ペアリング先切替ボタン


「MA-BTIR116BK」の特徴はもう1つあります。それが3台までペアリングが可能なことです。使う機器の切り替えは、本体裏側のスイッチで切り替えます。


DPI(800・1200・1600カウント)切り替えボタン


DPI(800・1200・1600カウント)切り替えボタンが本体上部にあり、カーソルスピードを簡単に切り替えできます。


「MA-BTIR116BK」をGPD Pocketで活用例



「MA-BTIR116BK」をSurface Goで活用例。


UMPC(ウルトラモバイルPC)のGPD Pocketでの利用例です。
マウスを折り曲げて電源を入れてからの接続も早く、長時間使っていてもペアリングが切れることなく利用できています。
3台までペアリングできますので、併用しているSurface Goでもマウスを利用できますので、便利です。
小型マウスを使いたい、でカバンの収納性にもこだわりたいユーザーに、お勧めの製品です。


執筆 伊藤浩一