27日放送、関西テレビ「報道ランナー」では、阪神タイガースの福留孝介にインタビュー。42歳になったベテランに、プロとしてのコンディション維持について聞いた。

開幕から2カ月が経ち、42歳の誕生日も迎えた福留。だが、体調を問われると「元気ですよ」と即答。「自分の好きな物を食べているからいいんじゃないか」と、好物を食べるのが元気の源と明かした。実際、夏場に体重が減ることもないという。

プロアスリートとあり、料理関しては夫人に「すごく気を使ってもらっている」とコメント。試合後の手料理は、6〜7品にも及ぶそうだ。ちなみに、これからの季節では「鱧の梅肉にビール」、そして「焼き魚を食べながらのハイボール」が好きとのこと。

新人の近本光司が夏場に体重が落ちると悩んでいるのに対し、福留は「ビールを少し飲んでから食事をすれば食事量も減らない」とアドバイス。そのうえで、コンディションが万全ではない中での対応もプロには求められると話す。

福留は「長いシーズン、『健康です』と言ってやっている野球選手はひとりもいない」「ケガした中でどうやってプレーするか、これも勉強。実際、経験しないとできない」とコメント。次の日も試合がある中で「自分でどう処理するか」が大事で、「痛みがあるときにまた違う自分が見える」と述べた。

例に挙げたのが、梅野隆太郎だ。足の指を骨折しながら、リーグ5位の打率.320を記録している。骨折がきっかけになったという福留は、「ケガをしないと分からないこともある」とコメント。状態は8割という梅野について、「6割のときのほうが良かったんじゃないか」と笑顔で冗談を飛ばした。