中日・与田剛監督

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● ヤクルト 8 − 10 中日 ○

<12回戦・神宮>

 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−中日戦』で解説を務めた井端弘和氏が、中日の9回の攻撃を評価した。

 9−8の9回、一死走者なしから阿部寿樹がライト前ヒットで出塁すると、続く伊藤康祐が送って得点圏に走者を進める。ここで大島洋平がセンターへタイムリーを放ち、1点を加えた。

 2点リードとなった9回裏は、守護神・鈴木博志が2番・青木宣親から始まる打順も、青木を右飛、山田に四球を与えたが、バレンティンを遊併殺打に打ち取り試合を締めた。

 井端氏は9回の攻撃に「あそこが一番良かったんじゃないかなと思います。1点ずつ引き離されることは相手にとって嫌なことだと思いますのでね」と話し、1点取ったことで守護神・鈴木の投球にも好影響をもたらしたという。

 9回一死一塁でバレンティンを迎えた場面に井端氏は「2点差でランナーが一塁に出たということは、(バレンティンは)ホームランしか狙っていませんから、逆に9回に中日が1点取ったことで余裕が出たと思いますし、これが1点取らなかったら一発打たれたらサヨナラまであるので、鈴木投手の心理も多少変わってきたと思います」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)