U-20日本代表DF三國ケネディエブス(福岡)

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 U-20日本代表は26日、U-20ワールドカップのグループリーグ第2戦でメキシコと対戦する。初戦エクアドル戦(1-1)をベンチで見守ったDF三國ケネディエブス(福岡)は「楽しそうだった。早く試合に出たい」と気持ちを高ぶらせた。

「無失点に抑えればチームの勝利につながってくる。無失点を意識しながら、コーナーで得点を狙いたい」

 今大会はセンターバックの位置を瀬古歩夢(C大阪)、小林友希(神戸)と争う。とはいえ、高校2年夏までFWとして名を馳せた三國は青森山田中時代、2015年夏の全国中学校大会でFW檀崎竜孔(札幌)とWエースで得点王を獲得した経歴を持つ。CBとしてアンダー代表に招集されたのは約1年前のポルトガル遠征が初めてだった。

 代表常連だった2人に比べて経験は足りないが、その分、元FWとしての強みがある。「紅白戦でもセットプレーで点を決めているので、セットプレーはかなり狙っています」。192cmの高さを生かした強烈ヘッドでゴールを目指す。

 さらに、劣勢の局面でFWの位置に上がるパワープレー時のオプションも試されている。13日に行われた流通経済大との練習試合では終盤に4-3-3に布陣を変えると、三國はウイングの位置に上がってプレー。青森山田高時代もCB転向後にパワープレー要員を務めた経験があり、この役目にも「狙っていきます」と力を込めた。

 青森山田高の一員として平成最後の高校選手権を制した今年1月、決勝で対戦したMF熊澤和希(流通経済大)がトレーニングパートナーとしてチームに帯同していた。初戦後、ポーランドで役目を終えて帰国する前には、熊澤が三國の部屋に訪れ、「頑張れよ」とエールを送られたという。

 プロ1年目の今季は開幕スタメンの座をつかみ、J2リーグ10試合に出場した。まだプロ初ゴールはなく、大会期間中に得点を挙げれば、公式戦では1月12日の選手権準決勝尚志戦以来。そのゴールもやはり、CKをヘディングで叩き込んだ形。「バチコンいきたいです」と意欲を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)