いよいよミュージカル化! 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』より
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 マイケル・J・フォックス主演の大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)のミュージカルが、2020年2月20日からイギリスのマンチェスターオペラハウスで上演されることが決定した。同企画のYouTubeチャンネルでは公演を告知する映像も公開されている。

 同作のミュージカルは、もともと映画版でメガホンを取ったロバート・ゼメキス監督と、共同脚本家であるボブ・ゲイルが、10年以上前から企画していたもの。かつては、映画公開30周年を記念して2015年に上演される予定とされていたが、実現には至らなかった。

 Playbillによると、演出を手掛けるのはトニー賞受賞演出家のジョン・ランド。映画版に参加した作曲家のアラン・シルヴェストリが、グレン・バラードと共に音楽を手掛け、名曲「パワー・オブ・ラブ」「ジョニー・B・グッド」をフィーチャーした“ミュージカル・モーメント”も用意されるという。

 主人公マーティ役を務めるのはオリー・ドブソン。ドクことエメット・ブラウン役は後日発表される。約3か月のマンチェスター公演後は、ロンドンのウエストエンドで上演される。BBCによると、盟友たちがようやく漕ぎつけたミュージカルの実現に、映画でドクを演じたクリストファー・ロイドは「私たちの素晴らしい映画をミュージカルで体験するべく、マンチェスターでの初演に立ち会う日を本当に楽しみにしています。本物のタイムマシーンに乗って明日にでも観に行けないのが残念ですね!」と声明を寄せている。(編集部・入倉功一)