紫外線による髪の毛や頭皮ダメージと対策

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紫外線が与える影響

頭は、私達の身体の中で1番高いところに位置するため、顔の3倍以上の紫外線を浴びるといわれていて、また紫外線が1番強いと言われてる季節が春(4月〜6月)になります。

近年は、気温や日差しが強くなり、紫外線による肌に対するダメージが深刻です。

一方、体に紫外線を適度に浴びることは、健康を維持するため必要だと言われてます。

紫外線を浴びることにより、体内でビタミンDが作られるからです。

ビタミンDには、食べ物のカルシウムの吸収を促し、骨格を健康にするのに役立ちます。

逆に紫外線の浴びすぎると、そのダメージから体を守るために活性酸素を大量に作ります。

この活性酸素は、肌を酸化させ、老化を進行させていきます。

活性酸素は、体内の「抗酸化酵素」の働きで防ぐことができます。

活性酸素が増え過ぎると抗酸化酸素が追いつきません。

また、加齢による抗酸化酵素の働きは弱まっていきます。

紫外線や太陽光線を浴び続けることによってひき起こされる、肌のしみ、しわ、たるみ、などの老化が光老化と呼ばれています。

人の老化の原因の80%は光老化、20%は加齢による老化だと言われています。

紫外線による光老化の方が、はるかに髪や頭皮に悪影響なのです。

紫外線を予防するには

顔や腕や体には日焼け止めを塗りますが、髪や頭皮に日焼け止めをつける方は少ないと思います。

紫外線を防ぐには帽子をかぶる、日傘をさすのが1番ですが、帽子や日傘をできない場合は、髪や頭皮を守る、紫外線UVカットスプレーなどが使いやすくてオススメです。

また髪が濡れた状態で、紫外線を浴びると、髪へのダメージがさらに大きくなります。

シャワーを浴びたあとは、しっかりと乾かしてからお出かけすると良いですよ。

海水には高濃度の塩分が入っており、キューティクルを痛ませるうえに、髪のうるおいやタンパク質などを失わせ、ツヤがないパサパサ髪にしてしまいます。

またプールにも塩素が消毒のために入っていて、プールの水の中の細菌やウイルスが増殖するのを防いでくれます。

しかし、塩素は髪にダメージをあたえます。

髪の毛が塩素によって痛み、細い毛やダメージ毛は特に、キューティクルが開き、脱色されたり、髪がパサパサになったりします。

髪はタンパク質なので、一度受けたダメージは元に戻すことできないです。

いかにダメージの進行を抑え、上手に付き合うかが大切です。