小川彩佳アナ

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 一応、“ノーサプライズ人事”ではあった。

 今月7日、TBSの報道番組「NEWS23」のメインキャスターに、テレビ朝日を今年4月に退社した小川彩佳アナ(34)が就任することが発表された。

「小川が就任することは、テレ朝退社前から報じられていたように既定路線ではありました」

 とは、TBS局員。

「テレ朝時代、自発的に地裁に足を運び、会見でも積極的に質問する彼女は、根っからの記者寄りのアナウンサーと言われていた。報道志向の『NEWS23』から声が掛かったことがかなり嬉しかったようです」

 が、小川に白羽の矢が立つまでに、局内ではかなりの紆余曲折があったようだ。

「雨宮塔子がメインに就いてから視聴率が落ち始め、歯止めを掛けるために試した最初の策が、放送時間の10分繰り下げ。22時台の人気が高い番組の視聴者がそのまま観てくれるのでは、と考えたわけです。が、結局は効果なし。先月末にこっそりと元の23時スタートに戻しています」(同)

 時間繰り下げ策と並行して模索したのが新キャスターへの交代だった。小川の前に名前が挙がったのが、「news zero」が決まる前の有働由美子アナ。しかし結果は×。

小川彩佳アナ

「実は、次に声を掛けたのは小川ではなく、『NEWS23』経験者のアナウンサーでした」

 とは、別のTBS関係者。

「元TBSアナの久保田智子です。彼女は、知名度も高く、知性的。退社後、コロンビア大学大学院で修士課程を修了し、ちょうど日本に戻ってきたところでした。本人も久々の仕事に前向きでしたが、今年4月から東大大学院の博士課程で研究を始めており、悩んだ末に両立を諦め、学業に専念することにしたのです」

 そうして“3位指名”として選ばれた小川アナ。混迷を抜け出す鍵になれるか。

「週刊新潮」2019年5月23日号 掲載