A代表に初招集された久保建英、大迫敬介【写真:Getty Images】

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指揮官は「年齢は関係ない」「彼らが勝ち取ったもの」と2人の実力を高く評価

 日本サッカー協会は23日、6月に行われるキリンチャレンジカップ2019の日本代表メンバー27人を発表した。

 U-20世代から17歳MF久保建英(FC東京)、19歳GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)が初招集されたが、森保一監督は「年齢は関係ない」「彼らが勝ち獲ったもの」と語った。

 6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカに臨む森保ジャパンは、大会前の5日にトリニダード・トバゴ戦(豊田スタジアム)、同9日にエルサルバドル戦(ひとめぼれスタジアム宮城)を行う。コパ・アメリカは代表チームに拘束力がなく、キリンチャレンジカップとコパ・アメリカのメンバー選考に注目が集まっていたが、久保、大迫、DF中山雄太(ズヴォレ)の初招集組3人を含む27人が選ばれた。

 なかでも、今季所属クラブで目覚ましいパフォーマンスを見せる久保と大迫の存在は目を引く。2人について問われた森保監督は次のように選出理由を明かしている。

「まずは2人の選手は年齢に関係なく、チームの中で存在感のあるプレーを発揮して、結果につながるプレーをしていることを評価してA代表に招集した。彼らはまだまだ伸びしろもある。今の彼らが見せてくれているものプラス、クラブでの成長ももちろんですけど、日本代表としてクラブとは違う経験をして、さらに成長してもらうこと。それをクラブに持ち帰ってさらに成長してもらうことを考えている。本当に年齢は関係なく、良いパフォーマンスを見せて招集につながった。彼らが勝ち取ったもの」

 久保は17歳、大迫は19歳だが、森保監督は若さは「関係ない」と繰り返した。新戦力がどのような新たな風を吹かせるのか、期待は高まる。(Football ZONE web編集部)