フランクフルトMF長谷部【写真:Getty Images】

写真拡大

「キッカー」誌が今季を総括 ベストイレブンに長谷部、優勝したバイエルンから4人選出

 ドイツのサッカー専門誌「キッカー」が、ブンデスリーガ2018-19シーズンのベストイレブンを発表した。

 その中にはリベロを主戦場とした元日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)の名前もあり、今回はDFの1人として選出されている。

 今季のブンデスリーガは最終節まで優勝が決まらない激しいシーズンだったが、終わってみればバイエルンが前人未到の7連覇を達成。一時は首位を独走していたドルトムントは、終盤に失速してバイエルンに逆転を許してしまった。

 長谷部が所属するフランクフルトはUEFAヨーロッパリーグ(EL)を準決勝まで勝ち進む勢いを見せ、リーグ戦でも最後までUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内を争った。しかし最終順位は3位がRBライプツィヒ、4位がレバークーゼンとなり、フランクフルトは7位でシーズンを終えて来季のEL予選2回戦からの出場権を獲得した。

 今季を老舗専門誌「キッカー」が総括。今季ブンデスリーガにおけるベストイレブンを発表した。DFとして選ばれた長谷部に対して同誌は、「日本を代表する長谷部誠は長く続いたアイントラハトの壮大なシーズンにおける成功の保証人だった」と評価している。

【一覧リスト】バイエルンから最多4人、ドルトムントとライプツィヒから2人ずつ選出

 その他には、優勝したバイエルンから最多となる4人が選ばれ、2位ドルトムントと3位ライプツィヒからは2人ずつが選出されている。「キッカー」誌が選んだ2018-19シーズンのベストイレブンは以下のとおり。

GK
ペテル・グラーチ(RBライプツィヒ/ハンガリー代表)

DF
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン/ドイツ代表)
長谷部誠(フランクフルト/元日本代表)
ヴィリ・オルバン(RBライプツィヒ/ハンガリー代表)
ニコ・シュルツ(ホッフェンハイム→ドルトムント※/ドイツ代表)

MF
チアゴ・アルカンタラ(バイエルン/スペイン代表)
マルコ・ロイス(ドルトムント/ドイツ代表)
カイ・ハフェルツ(レバークーゼン/ドイツ代表)

FW
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/イングランド代表)
キングスレイ・コマン(バイエルン/フランス代表)
ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/ポーランド代表)

※=ニコ・シュルツはシーズン終了後にドルトムント移籍を発表(Football ZONE web編集部)