上原浩治

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20日、巨人・上原浩治が現役引退を表明した。すると上原は、21日のTBS「NEWS23」にゲスト出演。13歳になった息子・一真君からのメッセージに涙を流す場面もあった。

「会見でも言いましたけど、正直もうちょっとやりたかった」と切り出した上原。最も記憶に残るシーンを訊かれると、2013年に胴上げ投手となったワールドシリーズを挙げ、記憶に残る強打者については、「アメリカではカブレラ。日本では金本(知憲)さん。嫌でしたね。とにかく打たれているっていうイメージしかない」と話した。

引退を決断した経緯を「去年で終わってもいいかなっていう思いも多少ありましたけど、膝のことがあったので、最後。膝が調子良くなればもっといけるんじゃないかっていう思いがあったのでもう1年やってみようと」と語った上原は、今回のタイミングで発表したことを「はやく結論を出さないと。後ろにいけばいくほどチームに迷惑をかけると思った。自分の1枠が空けば若い選手が試合に出れる」と説明した。

また、息子・一真君のビデオメッセージが流れ、英語で「21年間のプロ生活を終えておめでとう」、「僕もお父さんみたいになれるようにメジャーリーグ入りを目指して頑張っていく」などと語られると、感極まった上原は「やばいっすね。泣かしますね」と涙した。

その一方、一真君の髪が長かったことから「まず、髪切れよって」と笑わせた上原だが、息子が野球選手を目指すことについては「その手伝いができればいい」と嬉しそうな表情に。さらに一真君が左投げ左打ちであることから「投げるほうは杉内(俊哉)ピッチングコーチに教えてほしい。バッティングは(高橋)由伸、松井(秀喜)さんていうのがいますから」と豪華すぎるコーチの招聘計画を明かした。