「みんなのGOLF VR」でフルスイング! リアルゴルフと比べてみました(小彩楓)
こんにちは、イラストレーター兼初心者ゴルファーの小彩楓です🤭⛳
先日、6月7日発売予定のPlayStation VR用ソフトウェア「みんなの GOLF VR」をいち早く体験してきました。

▲価格は通常版が税込4212円、デジタルデラックス版が税込5832円

わたしはゴルフを初めてまだ1年ではありますが、ラウンド回数はこれまで20回ほど、週の半分以上は練習場に通っているゴルフ好きです🏌️‍♀💚
ただ、ゲームでゴルフをするのは今回が初めて。しかもVRです。今回は「みんなの GOLF VR」で以下を検証してみました。いつものスイングがどれだけ通用するのかゴルフの練習になるのかわたしのスイングはInstagramに時々アップしているので、よかったら参考程度に見てみてください♪



まず、PS VRを被るとビックリ。眼の前に大きなゴルフコースが広がります。わたしがプレーしたのは森林コースの「フォレスト」。緑豊かな自然に癒やされます。


▲リゾートコース「シーサイド」(左)、ジュラ紀を模して造られて恐竜もいる「ダイナソー」(右)



また、すごいと思ったポイントは自分の身長に合わせてキャディーさんの見え方が変わること。149センチの私の目線からはキャディーの「スティーブ」はとても逞しく、大きくみえました。


▲コースをまわっていると、キャディーさんごとにVRならではのイベントが発生します。あまりの迫力に叫んじゃいました


▲ショットの前はまず素振り。青い残像が出るようにまっすぐ振ります

ゴルフ体験について、結論から言うと私のスイングは「みんなの GOLF VR」では活躍できなかったです。おウチで実践にも活かせるゴルフの練習ができるかもという希望は、あえなくついえました。

では、実際のゴルフと何が違うのかを書いていきます。まず、プレー前に自分の身長を設定するのでボールを見下ろす感覚はいつも通りです。しかし、いつものスイングで打つとなぜかすべて空振りしてしまいます。どうやら、身体を使うと空振りしやすいようです。

そして、インパクトの瞬間にいつも通りフェースを返すと、どんなに慎重にやっても全部右に飛んでいきます。そもそもプレーに使用したコントローラー「PS Move」のグリップが短くて太いので、握った瞬間から違和感があるのと、実際にクラブを持っているわけではないので、軽すぎるというのが原因でしょう。

「みんなのGOLF VR」は、「Dプレーン理論」というゴルフの理論に基づいてスイングデータが処理されてゲームに反映されます。しかし、「PS Move」での操作に慣れていなかったせいか、わたしのスイングでは上手くゲームに反映されませんでした。



何度か打たせていただいて、「みんなのGOLF VR」ならではの打ち方のコツを少しだけ掴みました。片手でリモコンを握る身体は使わず腕だけで振る手首を固定してフェースの向きはできるだけ一定に保つ振り幅は常に小さく飛距離を出したい時は素早く振る
これらを意識するだけで、小さい振り幅でもスピードよく振ればドライバーで200ヤードなんて誰でも余裕!みんゴルVRならではの爽快なショットを味わえます。

ちなみにパターでは、ボールはほとんど見なくても大丈夫でした。表示されるメーターを見ながら、素振りで適切な振り幅とスピードを確認し、その通りに打った方が上手くいく確率は圧倒的に高いです。VRということで傾斜や距離感を見た目で判断して、普段通りにできると期待していたのですが......そんなことはありませんでした(^^;) 1人用のゲームですが、カップインすると周りで観戦していた人たちが思わず拍手してしまうなど、ワイワイ盛り上がれます。

ボールを打つことに関しては違和感が多かったですが、「PS VR」を被るだけで部屋から1歩も歩かずに自然豊かなコースを楽しめる点はちょっと得した気分になりました。現実ではありえない恐竜がいるホールでのプレーや、個性豊かなキャディーさんとの交流を是非VRで楽しんでください。

そして今回のイラストは、ゴルフ中に休憩しちゃうチェスくん。
おにぎりを食べようとしたんだけど。。。