遠藤久美子が、5月19日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)で、知られざる半生を語った。

 遠藤は8人家族で、5人きょうだいの4番目。週に2回は夕飯にナポリタンが出たことから、「大皿ナポリタン戦争」と紹介されると、「本当に戦争みたいなもの。お兄ちゃんたちが(多く)取っていくので前のめりですよね」と奪い合って食べたという。

 そこから芸能界入りして『人気者でいこう!』(テレビ朝日系)、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)などバラエティや女優業で活躍。

 2016年7月に映画監督の横尾初喜氏と結婚し、2017年に第1子の男児の出産した。夫について聞かれると「主人が隣にいると宝石のような日々」とのろけていた。

 そんな遠藤が「20年以上愛してやまない」と語るのが、そばチェーンの「富士そば」。「入りやすくて味が好き」と語り、「そばが好きで、ネットで名店とか調べますけど、結局、富士そばに来ちゃう」と大ハマり。一人暮らしの頃は月に10回は来店したという。

 注文するのは300円の「かけそば」のみで、「私の中ではかけオンリー」と断言。「シンプルのなかに、人生がつまっている」と力説していた。

 さらにラーメンチェーンの「日高屋」も好きで、こちらでは390円の「中華そば」を頼むそうで、「リーズナブルでおいしい物が好き」と気取らない素顔を告白した。

 遠藤は、2014年12月9日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)でオフの1日に密着されたが、「自分で自分のことを『楽しい』と思ったことないんですよね」とネガティブ発言。結婚については「(自分は)つまらないから(誰も)したくないと思います」とこじらせた言葉を残していた。

 その後、2015年公開の映画『田沼旅館の奇跡』の撮影を通じて出会った横尾氏と結婚。夫がメガホンを取り、遠藤も出演する映画『こはく』は7月6日から全国順次公開。夫婦で作品を作り上げ、公私とも充実した日々を送っているようだ。