圧巻のKO劇で決勝進出を決めた井上尚弥【写真:Getty Images】

写真拡大

共同主催者のザワーランド兄弟が大絶賛「イノウエはボクシング界、そして…」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒で下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。大会プロモーターのザワーランド兄弟は、圧巻のKO劇で決勝進出を決めたモンスターについて「ボクシング界、そして、宇宙一のパウンド・フォー・パウンドで疑念の余地はなし」と大絶賛している。

 事実上の決勝と呼ばれたグラスゴー決戦で、無敗王者ロドリゲス相手に259秒の衝撃を残した井上。大会プロモーターを務めるカレ氏とニッセ氏のザワーランド兄弟は自身のツイッターで井上の強さを手放しで称賛している。

「ナオヤ・イノウエは現在のボクシング界、そして、宇宙のP4Pでナンバーワンであることに、一切の疑念の余地なし」

 投稿には井上が右腕を突き出し、ロドリゲスがマットに両手と両膝を突く、2回で2度目のダウンを奪った瞬間の写真を添付。鮮やかなコントラストを印象付け、WBSSが公開した“明と暗”の無慈悲なシーンとともに称えた。

 昨年10月の初戦で元WBA世界スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を70秒KOした後、カレ氏は「惑星一のパンチャー」と絶賛。無敗王者だった全盛期のロドリゲス相手の圧勝劇で今回は「PFP最強」と絶賛し、宇宙でも敵なしと表現した。(THE ANSWER編集部)