1週間前、バトンタッチのミスでメダルを逃した日本男子の400メートルリレー・チームが見事に雪辱を果たした。19日(2019年5月)行われた「セイコーゴールデン陸上」で、38秒00の今季最高タイムで優勝。世界陸上、五輪のメダルへの期待を膨らませた。

完璧なバトンワークでアメリカに5メートルの大差

日本チームは、1走多田修平(22)、2走山縣亮太(26)、3走小池祐貴(24)、4走桐生祥秀(23)。同じメンバーで走った11日の世界リレーでは、3走小池から4走桐生へのバトンタッチをミスして、失格となっていた。

しかし、この日のレースではきっちりと修正。完璧なバトンワークで、J・ガトリン(37)らを擁するアメリカにコンマ73、距離にして5メートルの大差をつけて破った。

アメリカの4選手は全員自己ベストが9秒台。日本は、9秒台は桐生選手だけ。単純にトータルすると、コンマ5秒の差があるが、逆に1秒23もの差をつけた計算だ。バトンワークの差なのか。コーナーワークなのか。

北京五輪の400メートルリレーで銀メダルの高平慎士さんによると、今回の勝利は、4人の走力がアップしたこと、3走の小池選手の成長、そしてバトンパスの修正、によるのだという。

MCの国分太一「もっと接戦だったら、タイムもよくなった?」

高平さん「よくなったと思います」

バトンパス自体も改善の余地はあるそうで、この日のタイムも、リオ五輪で出した37秒60には及ばない。これを目標に、9月の世界陸上を目指すことになるという。

ヤンヤン