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女子バレーボール元日本代表の大山加奈が、きょう19日に放送されるTBS系バラエティ番組『消えた天才』(毎週日曜20:00〜20:54)に出演。「常に彼女の背中を追ってプレーしてきた。目標であり、憧れの存在」と、その才能を称える1歳下の妹について語る。

同い年でチームメイトだったの栗原恵と共に“メグカナ”の愛称で国民的人気を博した大山。小学6年生で身長175センチという恵まれた体格を生かし、エースとして日本一に輝くと、中学、高校と各世代で全国を制覇。その後も日本代表をけん引したスーパースターだが、そんな大山が選手として目標であり憧れの存在だったのが1歳下の妹だ。

大山姉妹は、小学校でバレーボールを始めて以来、常に同じチームでプレーしてきた。大山が「センスがずば抜けて高い“天才”」と語るように、妹はすべてのポジションができるオールラウンダーだったという。大山と同じバレーボールの名門・成徳学園高等学校(現・下北沢成徳高等学校)に進んだ妹は、1年生からレギュラー選手として活躍し、1学年上の大山や栗原、荒木絵里香らとともに日本代表に選出された。

そして卒業後は、大山が所属するVリーグの名門チーム・東レアローズに入団。一方、妹が入団したその年、アテネ五輪で活躍した大山は、栗原とともに“メグカナ”の愛称で大ブレイク。妹も、1年目からテレビ取材を受けるなど、その注目度は高く将来のエースアタッカー候補として大きな期待が寄せられていた。

しかし、天才と呼ばれた妹は、オリンピック出場はおろか、日本代表に一度も選ばれることなく24歳の若さでバレーボールを辞めてしまった。それから9年。番組では、真相を聞くべく本人に直撃取材。早すぎる決断に隠された事実が明らかになる。「初めての挫折」「チームメイトから嫌な顔をされる。辛かった」そこには妹を待ち受けていた最大の試練とは・・・。

さらに、「姉妹でもう一度コートに・・・」という、大山姉妹の強い信念が起こした奇跡を実際の映像で振り返る。