それ、やめた方がいい恋愛じゃない?見極めポイントを押さえよう

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彼氏がいても「このままでいいのかな」と感じる瞬間ってありますよね。今の恋愛、もしかしてやめたほうがいいのかな……と思ったとき、見直すべきポイントがあります。例えば、彼と付き合ってから彼のペースに合わせすぎて自分の時間がなくなってしまったときや、付き合う前より自分自身のことを好きじゃなくなっているときなどが当てはまります。


「もしかして相性が悪いのかな?」と悩みながら付き合っていくと、自分らしさを失ってしまいます。恋愛の未来がわかる方法はありませんが、未来は自分で選べます。そのまま付き合っていくと、他に好きな人ができても、本当はその人との方が楽しく過ごせるのに、情に流されてチャンスを失ってしまうかもしれません。今回は、やめたほうがいい恋愛のチェックポイントについてご紹介していきます。

■1,時間を拘束される

半同棲状態で自分の時間がない
「彼が寂しがりやで、『会えるなら毎日でも会いたい』というタイプ。平日も会いたがるので彼が私の家に入り浸りに。残業もかなり減らしてしまったので、残業代の分の収入が減ってしまいました。その割に光熱費や食費も増えたし、私の負担が増えてる気がします。土日どっちかは別々でもいいと思うんだけど、寂しいって言われると断れなくて。」(23歳/IT関係)


いつも一緒にいると、自分の時間が全然なくなってしまいますよね。付き合い初めの頃はそれでもいいかもしれませんが、仕事の成長機会や自分磨きに割く時間までなくなってしまうのは問題です。友達との付き合いも断ってしまうと、人間関係も狭くなってしまいます。好きだけどその恋愛をやめることが自分にとって正解の場合もありますね。


返事が遅いとキレられる
「彼がものすごく嫉妬深くて、LINEの返事がちょっとでも遅いと『他の男と会っていて返信できないんじゃないか』と疑われてキレられるんです。仕事中でも返信が遅いと鬼のように着信があったりして集中できません。」(27歳/飲食関係)


浮気しているのではないかと彼女のことを疑う男性って、だいたい自分が浮気しているんですよね。自分の行動がやましいから人を信用できないのです。過剰に人を疑う男性といると、こちらがどんなに誠実に対応しても信用されないので、振り回されて疲れてしまいます。


話してもわかってくれない男性は変わりません。我慢して付き合っていても、ストレスが溜りいつか爆発します。恋愛のやめどきを決めるのは他人ではなく自分です。早めに別れを考えたほうがいいでしょう。


夜遅くなど当日急に呼び出されることがある
「事前にデートの日にちを決めてくれなくて、『今日何してる?』と当日急に呼び出されることが多いです。酔っ払って24時くらいに電話がかかってくることもあるので、早く寝ようと思ってもつい待ってしまうんですよね。早めに連絡して欲しいと言ってもその通りにしてくれません。」(23歳/受付)


自分は遅れても平気なくせに、自分が待たされるとキレるなど身勝手な行動をする彼も要注意です。自分の都合で彼女の時間を振り回すのは、彼女を下に見ている証拠。付き合っていても疲れが溜まっていくだけではなく、対等に扱われない付き合いを続けていくと「私はそんな価値もない人間なんだ」と、自己評価がどんどん下がっていってしまいます。恋愛をやめるかどうかは男性側に委ねるのではなく自分で決めましょう。

■2,相手の家族に問題がある

親の影響が強すぎる
「彼が九州出身の長男で、『大学を卒業したら実家に帰る。嫁を連れて帰らないといけない』と言っているのですが、最初から同居が前提だと言うんです。でもそれ、彼の意思じゃなくて親の意思なんですよね。もし彼と結婚しても、一切自分の自由がなさそうです。」(20歳/大学生)


親孝行なのは良いことですが、この場合、自分で考えて決めたというよりは100%親の影響を受けているように見えてしまうのが気になりますね。彼の恋愛観を知る方法として、「地元の先輩ってそのまま実家に住んでる人が多いの?」「長男が家を継ぐ家系が多いの?」などと一般論として聞いてみるのもポイントです。親の言う通りに生きて当たり前という感覚の彼と付き合うと、後々苦労するでしょう。


子供にお金をたかる身内がいる
「元彼がいつも『お金がない』って言ってて、ちゃんと仕事をしているのになぜ?と思ってたんです。そしたら親がかなりダメ人間で、彼にお金をたかってくるので毎月10万円も仕送りしていることが判明しました。もしこの人と結婚したら、ずっと親にたかられるのかと思うと嫌になって別れてしまいました。」(24歳/保育士)


本人はすごく真面目な人でも、身内にお金にだらしない人がいると迷惑をかけられる可能性は高いです。ただ付き合っている彼氏彼女の関係ならあまり影響を受けることはないでしょうが、結婚となったら自分の親からも反対される可能性も高いですよね。気になる点を見ないことにして付き合っていると、後々どこかで大きな問題になってしまうでしょう。恋愛をやめる理由が男性の家族だった、というのは人に言いづらいかもしれませんが、あくまでも自分の問題ですからね。


子離れできない親がいる
「年上の彼の家に初めて遊びに行ったら部屋がすごく綺麗で、もしかしてすごく潔癖症なのかと思ったら『母さんが合鍵持ってて掃除と洗濯しに来てくれてるんだよね』と悪びれもせず言われてドン引きしました。」(24歳/IT関係)


割り切って考えれば、もし将来この彼と結婚しても育児も完璧に手伝ってくれる心強い味方がいると思えるのかもしれませんが、やっぱり勝手に家に入ってこられる関係ってちょっと気になりますよね。また、一切家事を自分でやる能力がないまま年を重ねている彼と一緒に暮らすと、家事の負担が多そうです。子離れできない親、親離れできない彼、どっちも微妙です。自分が「嫌だな」と思うなら早めに別れたほうが正解かもしれません。

■3,価値観が合わない

ギャンブルをやめてくれない
「金曜日の夜から彼は競馬の予想で相手をしてくれず、土日は出かけていてもレースの結果ばかり気にして会話をしても集中していない。話しかけると怒られることもあるので、一緒にいても楽しくないです。」(26歳/不動産関係)


友達から恋愛相談をされたら「それ絶対すぐに別れたほうがいいよ」と忠告するケースではないでしょうか。ギャンブル狂はなかなか治りません。後から振り返ってみれば、"今はまだ好きだけどやめる”ほうが正解な恋愛もあります。


趣味が合わない
「彼の趣味が渓流釣りや冬山登山してスノボで降りてくるバックカントリーなどで、女性が一緒についていける趣味ではない。しかも、ほぼ毎週趣味の友達と予定を入れており、私と全然予定を合わせてくれないのが不満」(27歳/インテリアショップ勤務)


「趣味が合わない」ということそのものよりも、彼女のことを考えて歩み寄ってくれる態度が見られないことが問題なのかもしれません。例えば、彼とはスノボの技術が違いすぎたとしても、一緒に時間を共有する法はあります。近くまでは一緒に行って、ゲレンデのレストランで待っている、往復の車の中は一緒にいる、帰りに温泉に寄って帰るなど時間を共有する方法はあるはずです。それでもなお「一緒にいても楽しくない」「恋愛しないほうが楽」などと感じてしまったら、それは恋の終わりが近いのかもしれません。恋愛をやめる方法はそんなに難しくありません。自分の意思ひとつです。


生活習慣を変えてくれない
「どんどん太っていく彼にダイエットをして欲しいのに、ヘルシーな料理を作っても食べない。残してカップラーメンを食べることもあり、そんな姿が嫌になってしまった。」(26歳/医療関係)


筆者の知人で「彼女が喘息なのにタバコを絶対にやめようとしない彼」がいましたが、周りから猛反対されているのに付き合い続けた結果、彼女は体調を崩して実家に帰る羽目になってしまいました。
その彼は「女に合わせて生活習慣を変えるなんて恥ずかしい」という男の高いプライドのせいでタバコをやめようとしませんでしたが、恋愛をやめるという方法も選ばずに中途半端に付き合っていたようです。
他にも、肌荒れした、太ってしまったなど、その人と付き合っていて体調を崩すことが増えたのであれば、それは「恋愛のやめどき」なのかもしれません。

■まとめ

一度好きになって付き合ってしまうと、自分の意思でコントロールしてその恋を諦めるのって難しいですよね。気持ちが通じ合っていないと感じる彼とのお付き合いは、1人で片思いしているのと変わらないかもしれません。
やめたほうがいい恋愛かどうかの基準は、彼と出会う前の自分と比べて、今の自分はどう変わったかです。彼のことを好きかどうかではなく、自分のことを前より好きか、嫌いになりかけていないかを考えてみてください。もしそこで彼に合わせ過ぎている自分や、本当に思っていることを言えなくなっている自分に気付いたら、その恋は自分にとって良い影響を与えていません。


そんなときの自分は「恋愛しないほうが楽」と感じるくらい辛い気持ちになっているはず。「2人でいる方が1人でいるより寂しい」そんな状況になってしまったら、その恋を終わらせることを考えたほうがいいでしょう。自信が持てないまま毎日を過ごしていると、より自分に合った素敵な男性と出会ったとしても、感性が鈍っているので恋のチャンスを逃してしまいます。一番大事にしたいのは自分の感性です。もし恋愛の未来がわかる方法を知りたい!と思ったときは「どんなときに私は自然体でいられるか?」を基準に考えてみてくださいね。楽しい恋愛ができるかどうかは自分次第です。