【画像A】流通経済大とのトレーニングマッチでパワープレー用のシステムを試した。(C)SOCCER DIGEST

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[トレーニングマッチ] U−20日本代表5-0流通経済大/5月13日/千葉県内グラウンド

 もしかしたら、新たな武器になるかもしれない。
 
 5月23日からポーランドで開催されるU−20ワールドカップに向け、U−20日本代表の登録メンバーが7日に発表されたが、チームにとっては、大きな試練とも言える状況が待ち受けていた。

 世代屈指のタレントである久保建英(FC東京)、安部裕葵(鹿島)、大迫敬介(広島)が6月のA代表招集を見込まれ、選外になったのだ。さらに、最終ラインのリーダーである橋岡大樹(浦和)、大迫と正GKのポジションを争っていた谷晃生(G大阪)が負傷によって本大会に間に合わず、13日に一度はメンバー入りを果たした滝裕太(清水)までも怪我で離脱。代わって原大智(FC東京)が追加招集された。
 
 主力を呼べない前途多難な状況で、U−20日本代表は12日から国内キャンプを実施し、13日には流通経済大とのトレーニングマッチを行なった。

 左サイドで先発した中村敬斗が1ゴール、右サイドの喜田陽は2アシストと、チャンスが巡ってきた選手の奮起もあり、5−0で快勝。さらに、5ゴールを挙げたあとの終盤には、基本布陣の4−4−2から変えてパワープレー用システム(画像A参照)もテストした。
 最大のストロングポイントは193造了惟▲吋優妊エブスを左ワイドに、190造慮兇魃Ε錺ぅ匹肪屬い織瀬屮襯魯ぅ織錙次1道害躅粉篤弔呂箸に三國に対してロングボールを入れるように指示し、フィニッシャーとして中央で田川が待ち構えた。
 
 満足に選手を選べないなか、新たに武器を見出す意図があったのであれば、追加招集で190造慮兇鮓討鵑世海箸碚ける。三國は準備をしていなかったようで、そして原もパワープレーについて、こう述べている。
 
「聞いてなくて、あの時(試合中に)言われました。対応してやっただけです。追加招集ですけど、今までやってきた仲間もいるので、難しくもなくやれると思います」
 
 また、ハイタワーにパスを出す側の意見としては、CBの小林友希が「競った後のセカンドを拾えれば有効になる」と話す。まだ改善の余地はあるとはいえ、190堕兇┐料手を前線にふたりも並べられれば、武器になり得る可能性は秘めている。
 
 仮に本大会でパワープレーを使ったとしても、流通経済大とのトレーニングマッチでテストした時と同じように、ゲーム終盤限定になるだろう。ただ、エクアドル、メキシコ、イタリアと強豪揃いで厳しい戦いが予想されるだけに、新たな打開策になるか、注目だ。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)