(c)MBS

写真拡大 (全5枚)

海外のホテルでチェックインなどをする時、簡単な英単語なのに全く通じなかった経験はないだろうか。「私の英語がおかしかったのかな?」「イントネーションが違った?」など、英会話に自信がない人はこう思ってしまいそうだが、実は、それは「和製英語」のせいだったかも知れない。そこで、4月21日(日)に放送された「コトノハ図鑑」では、「知らないと恥をかく!ホテルのコトノハ」と題し、ホテル業界の「專門用語」や、日本では当り前に使っている言葉が海外では通じない言葉などを深掘りした。取材は、MBSの関岡香アナウンサーと西村麻子アナウンサー。「私、海外でフロントに電話して、『プリーズ!モーニングコール!』って言ったんだけど通じなくて…」と番組冒頭にこう話していた関岡アナの「モーニングコール」は和製英語で、正しい英語は「Wake-Up Call」。こう言わなければ海外では通じないという。今回、2人は超高級ホテルの「リッツカールトンホテル大阪」で、「ホテルの業界用語」のまつわる言葉を調査した。

省略した言葉を好む日本人


ホテルのエントランスに到着した関岡アナと西村アナは、「関岡様、西村様おかえりなさいませ」と迎えられた。「今、名前を呼んでくださいましたよね!」と彼女らがいうと、「リッツカールトンホテル大阪」のフロントデスクマネージャーの佐藤諒さんが「ホテルの語源は、"hospitality(おもてなし)"から生まれた言葉でございますので、私どもはひとりひとりに対してパーソナルなサービスを心がけております。皆様をお名前で呼ぶようにしております」と説明した。続けて、チェックインなどをする「フロント」は、海外では通じないという。海外では「Reception(レセプション)」という。ちなみに、日本では「Reception」のことは「正装が必要なパーティー」のことを意味する。また、宴会場で荷物を預ける「クローク」も海外では通じない。正しい英語は「cloak room」といって「クローク」と省略しない。このように、日本には「クローク」と同様に海外では通じない省略した言葉が多い。「和製英語」の専門家・同志社大学の亀田尚己名誉教授に話を聞くと、「日本人は省略した言葉を好む国民性なので、1を聞いて10を知る。すべてを言わなくても察して欲しい」という。

「セミダブル」はない


スイートルームへ移動した関岡アナと西村アナは、「スイートルームは海外では通じないのでは?」と彼女らは言っていたが、スイートルームは海外でも通じる言葉。しかし、ベッドのサイズの表記は海外と異なる。海外では「シングル・ダブル・クイーン・キング」の4サイズしかない。日本でよく使われている「セミダブル」はないという。また、洗面台に置いてある「アメニティ」も通じない。「バスアメニティ」と言わなければいけない。「アメニティ」だけだと、お茶やコーヒーなどの備品を指すことになる。
次に2人はホテル内にある「フランス料理 ラ・ベ」で、「ランチコース フランセ」(7,500円 税サ別)を味わいながら「コトノハ」を学ぶことに。まずは、「メニュー」について。日本語では「献立表」、フランス語では「ムニュ」という。「メニュー」のことは「フルコース」の意味になるので、フランスでメニューを頼む時は注意が必要だ。また、「デザート」はフランスでも「デザート」で通じる。食器を全部下げるという意味からフルコースの最後に食べる料理に使われる言葉になった。

名物企画「ドラマ風のクイズで出題」!


最後に、関岡アナと西村アナがドラマ仕立てでホテル業界の独特の專門用語をクイズ形式で出題した。
1問目は「チラシ」という言葉が出題されたのだが、分かるだろうか。正解は「小さめのテーブル」のこと。立食パーティーなどでメインテーブルの周りに適度に散らしてセッティングすることからこう呼ばれている。次に2問目は「バッシング」。答えは「食器を片付ける」ことで、最後の問題は「チャイナ」。正解は「磁器の皿」。由来は、中国から軽くて丈夫な食器が入ってきた時に敬意を表し国名で「チャイナ」と呼ぶようになった。
このドラマ仕立てでおくるクイズは、ネットなどの書き込みで「アナウンサーの熱演?が面白い」「コスプレ感があっていい」などと、ちょっとした名物企画になりつつあるのだが、今回、VTRを見ていた福島暢啓アナの「関岡さんのお芝居って独特ですよね...」との発言を聞くと、さらに別のアナウンサーの「熱演」もみてみたい。


「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

MBS動画イズムで無料見逃し配信中!
「コトノハ図鑑」では無料見逃し配信を実施しています!
過去の放送はこちらからご覧ください。