囲み取材に応じた川崎フロンターレFW宮代大聖

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 5月下旬に開幕するU-20ワールドカップに出場するU-20日本代表メンバーに選出された川崎フロンターレFW宮代大聖が7日、報道陣の囲み取材に応じ、本大会への意気込みを語った。いまも脳裏に焼き付くのは2年前に経験したU-17W杯の敗戦。すでに欧州CLで存在感を放つライバルへの思いも刺激に変え、”2度目のW杯”でリベンジを期する。

 日本サッカー協会(JFA)は7日、U-20W杯に臨むU-20日本代表メンバー21人を発表した。MF安部裕葵、MF久保建英といった主力攻撃陣がA代表選出を見越して選外となった中、宮代は順当にメンバー入り。本大会開幕を半月後に控えて「ホッとしている。コンディションを整えて良い状態で臨みたい」と闘志を燃やす。

 目指すは2年前に主力として臨んだU-17W杯のリベンジだ。自身はグループリーグで2得点を記録したが、決勝トーナメント初戦でイングランド代表にPK負け。イングランドは結局、大会の頂点にまで上り詰めたが、中心選手だったMFフィル・フォーデン(マンチェスター・C)やFWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)は10代ながらすでに欧州トップリーグや欧州CLで実績を重ねている。

「U-17W杯に出させてもらって感じたことは多々あった」。2年前をそう振り返る宮代は「イングランドには圧倒されたし、あそこで悔しい思いをした。活躍した選手はいまや世界でCLにも出ているし、こっちは意識している」とライバル視は隠さず。自身はクラブでも出番をなかなか掴めずにいるだけに試合への渇望はとりわけ大きい。

「もちろんFWなので点を取ることが一番大事。だけどここ1年くらい、影山監督の下でやってきたサッカーを、いままで積み上げてきたものを出したい」。久保、安部の不在は「重荷にはならない」と述べたが、「居ないから負けたとは言われたくない。選ばれたメンバー全員で団結してやり続けることが大事」と意気込む。

 Jリーグ連覇を果たしたクラブの誇りも背負う構えだ。「フロンターレのサッカーは見ていても分かるように、みんな技術も高いし、止めて蹴ることはジュニアの時から頃からやってきたので自信を持っている。積み重ねが世界に通用する自信はある」。川崎Fが誇る2000年生まれのストライカーが「とにかく結果を求めて」世界に挑む。

(取材・文 竹内達也)