なつ(広瀬すず)と天陽(吉沢亮)は帯広の映画館にディズニーのアニメ映画「ファンタジア」を見に出かける。照男(清原翔)がチケットをくれたのだ。照男は本当は自分がなつを誘いたかったのだが、言い出せなかった。

映画館は満員。本編の前にこんな紹介があった。スクリーンに「東洋」の文字とともに、東洋映画社長の大杉満(角野卓造)が映し出される。「みなさま、このたび日本で初めて長編漫画映画を東洋によって世に送り出すために、新しいスタジオが完成しました」

そこに「東洋動画スタジオ」が写り、作画監督の仲努(井浦新)が出演してるのを見て、なつは思わず身を乗り出す。「陽平さんが働いているのあそこよ」

「私たちの漫画映画の第1弾は、中国の昔話『白蛇姫』をイメージした作品になります。どうか、私たち東洋動画をよろしくお願いいたします」

なつは、十勝農業高校の演劇部のコンクールで演じた「白蛇」がテーマになっている話に親近感がわく。大杉社長のコメントが続く。「もし、志のある若い人がいましたら、ぜひとも世界を切り開く力になってもらいたい。わが社では新しい人材を求めております」

動物や自然のスムーズな動きに驚嘆

いよいよ本編のディズニーの映画がはじまった。映画は演奏に合わせて幻想的な画が映し出され、なつは映画の世界に夢中になる。動物や自然の動きが、想像をはるかに越える世界が広がっていた。

映画が終わってからも天陽に声をかけられるまで、心かなたに飛んだままだった。「白蛇姫ってすごい偶然じゃない? ファンタジアもすごかった」

なつはアニメ映画の世界に感動しきりであった。(NHK総合あさ8時放送)