インテルのイカルディ photo/Getty Images

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今季はチャンピオンズリーグでサプライズが起きていることもあり、名門クラブは地位を取り戻すべく今夏の移籍市場で積極的な動きを見せると予想されている。中でも注目ポイントとなりそうなのが、ストライカーたちの移籍だ。現時点で移籍の噂が出ている大物FWもおり、彼らは今季の市場を大いに盛り上げてくれるだろう。

それをまとめたのが伊『Calciomercato』で、移籍市場を盛り上げるであろう高価なFWを数名リストアップ。今後の動きに注目している。

1.トーマス・ミュラー(バイエルン)



ここ最近影響力に陰りが見えるミュラーにも移籍の噂がある。長年バイエルンで続けてきたミュラーにはミラノ勢が興味を示しているとも言われており、その得点感覚をドイツ以外で試してみるのも面白い。

2.エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)



プレミアリーグ挑戦を希望しているのではないかとの話題も挙がっているカバーニも注目だ。その得点力はパリ・サンジェルマンやナポリで証明されており、仮にプレミアリーグへ向かえば得点王レースに絡んでくる可能性が高い。マンチェスター・ユナイテッドも興味を示していると言われており、また1人ワールドクラスのストライカーがイングランドへ向かうかもしれない。

3.ルカ・ヨビッチ(フランクフルト)



今夏最大の注目株と言ってもいい。今季欧州で最もブレイクした1人に挙げられるヨビッチは、レアル・マドリード行きが近いとされている。白い巨人のNewストライカーになるのか、今夏の目玉選手だ。

4.ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)



ヴェルナーは2020年夏にクラブとの契約が切れるが、契約延長は拒否している。今夏に移籍する可能性が高く、ドイツのスピードスターが新天地を求めることになる。真のビッグクラブでどこまで通用するか試す良い機会で、興味を示すクラブは多いだろう。

5.ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)



以前からセリエAへの興味を明かすなど、ルカクも今夏の目玉選手となる可能性がある。マンUではポジション争いもあり、クラブの調子も相変わらずだ。移籍も1つの手だが、現代の怪物ストライカーは来季どこでプレイしているのか。

6.マウロ・イカルディ(インテル)



イカルディも今夏に動きがあると予想されている選手の1人だ。パリ・サンジェルマンがカバーニの後釜候補としてリストアップしているとの話題もあり、セリエAを代表する暴れん坊ストライカーがネイマールら個性の強い選手たちと共闘すると何が起こるのかは非常に興味深い。奥様も含め扱いが難しい選手とも言えるが、得点力は本物だ。

7.パウロ・ディバラ(ユヴェントス)



ストライカーとは言えないが、クリスティアーノ・ロナウド加入の影響を受けているディバラにも今夏移籍の可能性がある。同メディアは1億ユーロの価値があると伝えており、仮に移籍するとなれば規格外のお金が動くはず。クラブでの状況が変わらない場合は移籍もアリか。

8.アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)



最後はグリーズマンだ。グリーズマンは以前もバルセロナ行きの可能性が噂されたが、今はそうした話題も沈静化されてきている。とはいえアトレティコのエースには毎年関心の声が寄せられるため、同メディアもひとまずリストアップしたといったところだろうか。動きがあるとすればバルセロナ行きくらいか。

果たしてこの8人のうち何人が動くのか。当たり前だが、大物ストライカーを失ったクラブは穴埋めに動く。その流れでFWの大移動が起こる可能性もあり、今夏の主役はストライカー陣となるかもしれない。