中国人からすると東南アジアの人びとが日本に対して「中国人のような感情を抱いていない」ことが不思議なのだという。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本と中韓が抱える軋轢の多くは戦時中の出来事が原因であり、中国には歴史問題を理由に日本に対して否定的な感情を抱いている人が少なからず存在する。日本は戦時中、東南アジアも占領したが、中国人からすると東南アジアの人びとが日本に対して「中国人のような感情を抱いていない」ことが不思議なのだという。

 中国メディアの今日頭条は4月30日、日本は第2次世界大戦中に東南アジアを侵略したと主張する一方、東南アジアの人びとは「なぜ日本を排斥するなどの行為をしないのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、旧日本軍は第二次世界大戦中、タイやマレーシア、フィリピンに侵攻し、1942年3月にはインドネシアに侵攻し、オランダをインドネシアから追い出すことに成功したと指摘。その後もシンガポール、ミャンマーなど東南アジア諸国は相次いで日本人の手に落ちたと主張し、日本は大東亜共栄圏を名目に東南アジアにおいて日本化の植民統治を行なったと主張した。

 一方、日本が東南アジアに侵攻したのは事実だとしながらも、インドネシアやフィリピンなどの人びとは第二次世界大戦の侵攻を理由に日本を恨んではいないと指摘し、これは「日本の侵攻が独立につながったためである」と指摘。第二次世界大戦前の東南アジア諸国はタイを除けば、欧州の国によって植民地とされ、主権を持たなかったと指摘し、現地の人びとは当時、奴隷のように虐げられていたのだと指摘した。

 続けて、日本が東南アジアに侵攻し、欧米の国を追い払ったことで東南アジアの国々は戦後に相次いで主権を取り戻すことができたと強調、これが東南アジアの人びとが日本に対して「中国人のような感情を抱いていない」理由だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)