アヤックスのハキム・ジイェフ【写真:Getty Images】

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 アヤックスに所属する3人のモロッコ代表選手は、イスラムの断食期間となる「ラマダン」のため、今月5日から日中に食事を摂らないことが見込まれる。チャンピオンズリーグ(CL)などへの影響も懸念されている。

 ラマダンの断食を実行することが見込まれるのは、アヤックスのMFハキム・ジイェフ、MFヌサイル・マズラウィ、MFザカリア・ラビアドの3人。ラビアドは3月以降出場がないが、他2人はレギュラーとしてプレーしている主力選手だ。

 その3人は、今年は5月5日からの1ヶ月間となるラマダン期間中には日の出から日没まで食事を控えることになる。だがシーズンが佳境を迎えたこの時期に、コンディションへの影響が不安視されている。

 5日には、アヤックスはオランダカップ決勝でウィレムIIと対戦する。続いて8日にはCL準決勝2ndレグのトッテナム戦。アウェイでの1stレグには1-0の勝利を収めており、アヤックスは23年ぶりの決勝進出に向けて優位に立っている。

 トッテナム戦の行われる8日の日没は現地時間21時18分であり、ジイェフらは食事を摂ることなく21時キックオフの試合に臨むことが見込まれる。オランダのフィットネス専門家であるレイモンド・フェルハイエン氏は、「無責任」であるとして選手たちの決断を批判している。

「ジイェフとマズラウィが、シーズンのこの時期に断食に固執するとすれば無責任なことだ。試合前に食べずにプレーするわけにはいかない。延長戦までもつれたらどうするんだ? 選手たちには、事実上不可能だということを理解してほしい」と英紙『ミラー』はフェルハイエン氏のコメントを伝えている。

text by 編集部