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新年度が始まり1カ月が経った。そろそろ働くことに慣れてきたであろう新入社員も、社会人として迎える初の大型連休を満喫しているに違いない。社会人は学生時代よりも毎日の心労が色濃くなるため、休日をリフレッシュに充てることが重要となってくる。では、具体的にどのようなことにつらさを感じるのだろうか。

今回は、会社員のマイナビニュース会員200名にアンケートを実施し、社会人1年目に大変だったことを聞いてみたので、具体的なコメントとともに紹介しよう。

○Q.入社1年目に、社会人として働いてみて大変だったことは何ですか

1位: 生活習慣の変化(54.0%)

2位: 仕事内容(49.5%)

3位: 人間関係(49.0%)

4位: 通勤(40.0%)

5位: 社内ルール(25.5%)

○■生活習慣の変化

・「毎日規則正しく起きないといけない」(27歳/女性/専門店/事務・企画・経営関連)

・「起きる時間や寝る時間が大学時代は適当でも良かったが、働くようになってかなり早めに寝るようになった」(28歳/男性/教育/公共サービス関連)

・「シフト制だったので生活リズムが整わなかった」(28歳/女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)

・「1日の終わりがくたくたになる」(25歳/女性/エステティック・美容・理容/販売・サービス関連)

・「独り暮らしが大変」(27歳/男性/インターネット関連/IT関連技術職)

○■人間関係

・「上司のパワハラがきつかった」(23歳/女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

・「年齢層が広いので会話が通じなかった」(28歳/女性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)

・「独特の社内の雰囲気に馴染むのに苦労した」(30歳/男性/輸送用機器/メカトロ関連技術職)

・「お局さんの対応」(29歳/女性/化粧品・医薬品/その他技術職)

○■仕事内容

・「覚えることが想像の50倍ほど多かった」(22歳/女性/旅行・観光/販売・サービス関連)

・「仕事がなかなか覚えられず、怒られてばかりだった」(30歳/男性/専門商社/営業関連)

・「希望の部署ではなく、仕事を覚えるのが大変だった」(29歳/女性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)

○■通勤

・「マイカー通勤となったが、4年間ペーパーだったため、運転するのが大変だった」(27歳/女性/専門商社/事務・企画・経営関連)

・「満員電車で1時間半の通勤はつらい」(30歳/女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)

・「満員電車の経験皆無から、毎日満員電車」(26歳/男性/その他金融/専門職関連)

○■社内ルール

・「入ってすぐの花見や夏のイベント、忘年会や年度末決起会などの企画は全て新人が考えなければならなかった」(28歳/男性/サービス/専門サービス関連)

・「飲み会が多くほぼ全てが強制参加」(30歳/男性/農林・水産/専門職関連)

○■総評

調査の結果、社会人1年目に大変だったことは、「生活習慣の変化」が最多で54.0%となり、続いて「仕事内容」(49.5%)「人間関係」(49.0%)となった。

1位の「生活習慣の変化」では、朝がつらいという声が多くあった。また、朝の通勤ラッシュや満員電車が大変というコメントも目立ち、大学生の生活との違いから大変さを感じていることがうかがえる。

「仕事内容」では、覚えることの多さや研修の長さが大変という意見が多くあった。ノルマがあることや、拘束時間が長いなど、やることの多さに大変さを感じるようだ。また、「人間関係」では、年齢の違う人たちと関わる難しさや、上司とうまく関係を築けないことに大変さを感じる声があった。

大変なことが多いのが社会人である。慣れない環境の中で頑張る新社会人にエールを送りたい。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2019年4月22日〜26日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 200名(男性119名 女性81名)

調査方法: インターネットログイン式アンケート