男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第83回マスターズ・トーナメント最終日。グリーンジャケットを着て笑顔を見せるタイガー・ウッズ(2019年4月14日撮影)。(c)Andrew Redington/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】けがを乗り越え、先月の第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)で見事な復活優勝を果たした男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が、米国文民に贈られる最高勲章の大統領自由勲章(Presidential Medal of Freedom)を6日に授与されることになった。同国のサラ・サンダース(Sarah Sanders)大統領報道官によると、授与式はホワイトハウス(White House)のローズガーデン(Rose Garden)で執り行われる。

 43歳のウッズは、先月のマスターズでキャリア15回目にして2008年の全米オープン選手権(2008 US Open Championship)以来となるメジャー制覇を果たした。これを受けて、熱心なゴルフファンで世界中にいくつものゴルフコースを所有しているドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はツイッター(Twitter)で、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ (Augusta National Golf Club)でのウッズの劇的勝利を祝福した。

「タイガー・ウッズと直接話し、きのう(4月14日)のマスターズでの優勝について祝辞を伝えると同時に、ゴルフ、そして何より人生における見事な成功と復活により、大統領自由勲章を授与するつもりだと伝えた」

 同勲章は1963年にジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領がスタートさせた慣例で、米国の安全保障や国益、世界平和、文化活動あるいはその他のあらゆる尽力に対して、「特別の称賛に値する」貢献をなした人物に贈られるものとなっている。

 これまでスポーツ界では数十人が授与されており、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領の時代にはジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏やアーノルド・パーマー(Arnold Palmer)氏が受勲。2014年にはバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が、アフリカ系米国人では初のPGAツアーメンバーとなったチャーリー・シフォード(Charlie Sifford)氏にこの名誉を授けた。

■「大統領職をリスペクトする」

 ウッズはこれまでトランプ大統領と何度かゴルフをしており、最近では今年2月にフロリダ州ジュピター(Jupiter)にある同大統領所有のコースでプレーした。ティーオフには79歳のニクラス氏も立ち会っており、大統領はコースに並んでいる3人の写真をツイッターに投稿した。

 ウッズは昨年、米プロバスケットボール(NBA)や同ナショナルフットボール(NFL)で活躍する大勢のアフリカ系米国人選手と確執を抱えているトランプ大統領との関係を聞かれた際に、以下のように答えていた。

「そうだね、ドナルドのことは何年も前から知っている」「一緒にゴルフをしたこともあるし、ディナーをともにしたこともある。大統領になる以前も、そして大統領である現在も彼とは知人だ」

 ウッズはまた、ホワイトハウスの住人が誰であろうとも、大統領職をリスペクトすることが重要だとコメントしていた。

 トランプ大統領はウッズのこの発言を歓迎し、「フェイクニュースメディアは、ウッズが言いたくないことを言わせるのに骨を折った」「タイガーはお遊びをするつもりはない。非常に賢い人物だ。もっと重要なのは、彼が再び偉大なゴルフをプレーしているということだ!」とツイートした。

【翻訳編集】AFPBB News