30年余り続いた平成も、いよいよ終わりです。4月26日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、平成最後のおたより復活デーとなりました。「平成最後」、あるいは御即位や「令和最初」にちなんで行われるイベントについて話題となりました。

やぶさめに違和感?

5月1日に東京の明治神宮では、御即位を記念して「流鏑馬(やぶさめ)」が奉納されます。
通常は11月3日、秋の大祭に行われるものですが、今回は特別に実施されます。

その流鏑馬に対して、歴史に強く興味を持っているつボイノリオが一家言あるようです。

つボイ「流鏑馬というのは弓馬の道と言って、鎌倉幕府で武士の時代になった時に、武士のたしなみとして弓と馬、それが合体した物が流鏑馬として象徴される。

武士が何で出てきたかというと、いわゆる天皇や貴族の社会の中で武力集団がだんだん出てきて天皇や公家を押しやって、出てきたのが武士なんです。

だから、天皇家と武士は相反するものやからと私は思うので、明治神宮で流鏑馬というのは、私の中でちょっと合わんかな」

小高アナ「神事なので、武士も神様を信仰するというのはあるんじゃないですか?」

武士の成り立ちには諸説ありますが、元々の武士の成り立ちが天皇や公家の体制に反対するものであるので、御即位の行事にはふさわしくないのではないかと考えるつボイでした。
 

改元イベントで何する?

そして御即位が近づいてきた東京では、着々と準備が進んでいます。

「東京の会社に勤務していますが、この頃皇居の周りや近くのビルでお巡りさんの姿が目立つようになりました」(Aさん)

つボイ「もしものためにということでしょうけど」

無事に行事が執り行われるよう、10連休とは無関係で警備にあたっています。

また、世間一般でも平成から令和に変わるのにあたり、何かイベントをしようと思い立った方々がいるようで、おたよりが届きました。

「平成から令和に変わるのにあたって『そうだ、家族で餅つきをしよう』ということになりました」(Bさん)

つボイ「納屋の方から臼を出してきて、きれいに洗って、餅をつくという計画を」

なかなかできる方はいないと思われますが、日本らしいイベントという感じがしますね。
 

まさに「平成ジャンプ」

平成最後の1週間にちなんで、このような言い方をされた方も。

「平成最後ということで、プレミアムウィークですね」(Cさん)

この放送日は最終金曜日でプレミアムフライデーでもあったのですが、この「プレミアムフライデー」は、平成で置き去りにされていくイベントとなるのでしょうか。

「元号が変わる時、どうしたらいいのか。ジャンプしようと思ってます」(Dさん)

つボイ「平成に飛び立って、降り立った時に令和になるという」

小高アナ「脚力があんまりなかったら、平成から平成で終わるので、見極めないと」

つボイ「だからジャンプというより、1メートルぐらいのちょっと高い所から飛び降りるという。滞空時間があるやないですか。……余分なことですけれども」

今週は「平成最後にお参りに行く」「令和最初に何か目標を立てる」といったことから、果ては「平成最後のおやつを食べる」「令和最初のコーヒーを飲む」といったように、いろいろと思いを巡らせそうです。
(岡本)
 

つボイノリオの聞けば聞くほど
2019年04月26日09時14分〜抜粋(Radikoタイムフリー)